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令和2年第1回(3月)定例会(第8日目) 名簿
令和2年第1回(3月)定例会(第8日目) 本文

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  1. 二宮町議会 2020-03-08
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    最終取得日: 2023-05-29
    会議録トップ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和2年第1回(3月)定例会(第8日目) 本文 2020-02-25 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 241 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長【野地洋正君】 選択 2 : ◯議長【野地洋正君】 選択 3 : ◯議長【野地洋正君】 選択 4 : ◯町長【村田邦子君】 選択 5 : ◯議長【野地洋正君】 選択 6 : ◯議長【野地洋正君】 選択 7 : ◯議長【野地洋正君】 選択 8 : ◯職員【和田美穂君】 選択 9 : ◯議長【野地洋正君】 選択 10 : ◯議長【野地洋正君】 選択 11 : ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 選択 12 : ◯議長【野地洋正君】 選択 13 : ◯議長【野地洋正君】 選択 14 : ◯議長【野地洋正君】 選択 15 : ◯10番【大沼英樹君】 選択 16 : ◯議長【野地洋正君】 選択 17 : ◯議長【野地洋正君】 選択 18 : ◯議長【野地洋正君】 選択 19 : ◯議長【野地洋正君】 選択 20 : ◯職員【和田美穂君】 選択 21 : ◯議長【野地洋正君】 選択 22 : ◯議長【野地洋正君】 選択 23 : ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 選択 24 : ◯議長【野地洋正君】 選択 25 : ◯議長【野地洋正君】 選択 26 : ◯議長【野地洋正君】 選択 27 : ◯2番【羽根かほる君】 選択 28 : ◯議長【野地洋正君】 選択 29 : ◯議長【野地洋正君】 選択 30 : ◯議長【野地洋正君】 選択 31 : ◯議長【野地洋正君】 選択 32 : ◯職員【和田美穂君】 選択 33 : ◯議長【野地洋正君】 選択 34 : ◯議長【野地洋正君】 選択 35 : ◯9番・教育福祉常任委員長【渡辺訓任君】 選択 36 : ◯議長【野地洋正君】 選択 37 : ◯議長【野地洋正君】 選択 38 : ◯議長【野地洋正君】 選択 39 : ◯9番・教育福祉常任委員長【渡辺訓任君】 選択 40 : ◯議長【野地洋正君】 選択 41 : ◯議長【野地洋正君】 選択 42 : ◯議長【野地洋正君】 選択 43 : ◯議長【野地洋正君】 選択 44 : ◯職員【和田美穂君】 選択 45 : ◯議長【野地洋正君】 選択 46 : ◯議長【野地洋正君】 選択 47 : ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 選択 48 : ◯議長【野地洋正君】 選択 49 : ◯議長【野地洋正君】 選択 50 : ◯議長【野地洋正君】 選択 51 : ◯議長【野地洋正君】 選択 52 : ◯議長【野地洋正君】 選択 53 : ◯議長【野地洋正君】 選択 54 : ◯職員【和田美穂君】 選択 55 : ◯議長【野地洋正君】 選択 56 : ◯議長【野地洋正君】 選択 57 : ◯9番・教育福祉常任委員長【渡辺訓任君】 選択 58 : ◯議長【野地洋正君】 選択 59 : ◯議長【野地洋正君】 選択 60 : ◯議長【野地洋正君】 選択 61 : ◯議長【野地洋正君】 選択 62 : ◯議長【野地洋正君】 選択 63 : ◯議長【野地洋正君】 選択 64 : ◯職員【和田美穂君】 選択 65 : ◯議長【野地洋正君】 選択 66 : ◯議長【野地洋正君】 選択 67 : ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 選択 68 : ◯議長【野地洋正君】 選択 69 : ◯議長【野地洋正君】 選択 70 : ◯議長【野地洋正君】 選択 71 : ◯10番【大沼英樹君】 選択 72 : ◯議長【野地洋正君】 選択 73 : ◯議長【野地洋正君】 選択 74 : ◯議長【野地洋正君】 選択 75 : ◯議長【野地洋正君】 選択 76 : ◯議長【野地洋正君】 選択 77 : ◯議長【野地洋正君】 選択 78 : ◯町長【村田邦子君】 選択 79 : ◯議長【野地洋正君】 選択 80 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 81 : ◯議長【野地洋正君】 選択 82 : ◯議長【野地洋正君】 選択 83 : ◯8番【露木佳代君】 選択 84 : ◯議長【野地洋正君】 選択 85 : ◯議長【野地洋正君】 選択 86 : ◯議長【野地洋正君】 選択 87 : ◯子育て・健康課長【神保和美君】 選択 88 : ◯議長【野地洋正君】 選択 89 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 90 : ◯議長【野地洋正君】 選択 91 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 92 : ◯議長【野地洋正君】 選択 93 : ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 選択 94 : ◯議長【野地洋正君】 選択 95 : ◯総務課長【西岡英明君】 選択 96 : ◯議長【野地洋正君】 選択 97 : ◯都市整備課長【宮下雅光君】 選択 98 : ◯議長【野地洋正君】 選択 99 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 100 : ◯議長【野地洋正君】 選択 101 : ◯8番【露木佳代君】 選択 102 : ◯議長【野地洋正君】 選択 103 : ◯総務課長【西岡英明君】 選択 104 : ◯議長【野地洋正君】 選択 105 : ◯福祉保険課長【小笠原純二君】 選択 106 : ◯議長【野地洋正君】 選択 107 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 108 : ◯議長【野地洋正君】 選択 109 : ◯子育て・健康課長【神保和美君】 選択 110 : ◯議長【野地洋正君】 選択 111 : ◯都市整備課長【宮下雅光君】 選択 112 : ◯議長【野地洋正君】 選択 113 : ◯8番【露木佳代君】 選択 114 : ◯議長【野地洋正君】 選択 115 : ◯都市整備課長【宮下雅光君】 選択 116 : ◯議長【野地洋正君】 選択 117 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 118 : ◯議長【野地洋正君】 選択 119 : ◯福祉保険課長【小笠原純二君】 選択 120 : ◯議長【野地洋正君】 選択 121 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 122 : ◯議長【野地洋正君】 選択 123 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 124 : ◯議長【野地洋正君】 選択 125 : ◯生活環境課長【和田隆彦君】 選択 126 : ◯議長【野地洋正君】 選択 127 : ◯産業振興課長【石原慎也君】 選択 128 : ◯議長【野地洋正君】 選択 129 : ◯福祉保険課長【小笠原純二君】 選択 130 : ◯議長【野地洋正君】 選択 131 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 132 : ◯議長【野地洋正君】 選択 133 : ◯議長【野地洋正君】 選択 134 : ◯議長【野地洋正君】 選択 135 : ◯議長【野地洋正君】 選択 136 : ◯議長【野地洋正君】 選択 137 : ◯議長【野地洋正君】 選択 138 : ◯議長【野地洋正君】 選択 139 : ◯町長【村田邦子君】 選択 140 : ◯議長【野地洋正君】 選択 141 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 142 : ◯議長【野地洋正君】 選択 143 : ◯議長【野地洋正君】 選択 144 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 145 : ◯議長【野地洋正君】 選択 146 : ◯福祉保険課長【小笠原純二君】 選択 147 : ◯議長【野地洋正君】 選択 148 : ◯子育て・健康課長【神保和美君】 選択 149 : ◯議長【野地洋正君】 選択 150 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 151 : ◯議長【野地洋正君】 選択 152 : ◯子育て・健康課長【神保和美君】 選択 153 : ◯議長【野地洋正君】 選択 154 : ◯福祉保険課長【小笠原純二君】 選択 155 : ◯議長【野地洋正君】 選択 156 : ◯8番【露木佳代君】 選択 157 : ◯議長【野地洋正君】 選択 158 : ◯子育て・健康課長【神保和美君】 選択 159 : ◯議長【野地洋正君】 選択 160 : ◯福祉保険課長【小笠原純二君】 選択 161 : ◯議長【野地洋正君】 選択 162 : ◯子育て・健康課長【神保和美君】 選択 163 : ◯議長【野地洋正君】 選択 164 : ◯福祉保険課長【小笠原純二君】 選択 165 : ◯議長【野地洋正君】 選択 166 : ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 選択 167 : ◯議長【野地洋正君】 選択 168 : ◯8番【露木佳代君】 選択 169 : ◯議長【野地洋正君】 選択 170 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 171 : ◯議長【野地洋正君】 選択 172 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 173 : ◯議長【野地洋正君】 選択 174 : ◯子育て・健康課長【神保和美君】 選択 175 : ◯議長【野地洋正君】 選択 176 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 177 : ◯議長【野地洋正君】 選択 178 : ◯子育て・健康課長【神保和美君】 選択 179 : ◯議長【野地洋正君】 選択 180 : ◯議長【野地洋正君】 選択 181 : ◯議長【野地洋正君】 選択 182 : ◯議長【野地洋正君】 選択 183 : ◯議長【野地洋正君】 選択 184 : ◯議長【野地洋正君】 選択 185 : ◯町長【村田邦子君】 選択 186 : ◯議長【野地洋正君】 選択 187 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 188 : ◯議長【野地洋正君】 選択 189 : ◯議長【野地洋正君】 選択 190 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 191 : ◯議長【野地洋正君】 選択 192 : ◯子育て・健康課長【神保和美君】 選択 193 : ◯議長【野地洋正君】 選択 194 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 195 : ◯議長【野地洋正君】 選択 196 : ◯子育て・健康課長【神保和美君】 選択 197 : ◯議長【野地洋正君】 選択 198 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 199 : ◯議長【野地洋正君】 選択 200 : ◯子育て・健康課長【神保和美君】 選択 201 : ◯議長【野地洋正君】 選択 202 : ◯議長【野地洋正君】 選択 203 : ◯議長【野地洋正君】 選択 204 : ◯議長【野地洋正君】 選択 205 : ◯議長【野地洋正君】 選択 206 : ◯議長【野地洋正君】 選択 207 : ◯町長【村田邦子君】 選択 208 : ◯議長【野地洋正君】 選択 209 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 210 : ◯議長【野地洋正君】 選択 211 : ◯議長【野地洋正君】 選択 212 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 213 : ◯議長【野地洋正君】 選択 214 : ◯高齢介護課長【中舘恵利子君】 選択 215 : ◯議長【野地洋正君】 選択 216 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 217 : ◯議長【野地洋正君】 選択 218 : ◯高齢介護課長【中舘恵利子君】 選択 219 : ◯議長【野地洋正君】 選択 220 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 221 : ◯議長【野地洋正君】 選択 222 : ◯高齢介護課長【中舘恵利子君】 選択 223 : ◯議長【野地洋正君】 選択 224 : ◯議長【野地洋正君】 選択 225 : ◯議長【野地洋正君】 選択 226 : ◯議長【野地洋正君】 選択 227 : ◯議長【野地洋正君】 選択 228 : ◯議長【野地洋正君】 選択 229 : ◯町長【村田邦子君】 選択 230 : ◯議長【野地洋正君】 選択 231 : ◯都市部長【椎野文彦君】 選択 232 : ◯議長【野地洋正君】 選択 233 : ◯議長【野地洋正君】 選択 234 : ◯議長【野地洋正君】 選択 235 : ◯議長【野地洋正君】 選択 236 : ◯議長【野地洋正君】 選択 237 : ◯議長【野地洋正君】 選択 238 : ◯議長【野地洋正君】 選択 239 : ◯議長【野地洋正君】 選択 240 : ◯町長【村田邦子君】 選択 241 : ◯議長【野地洋正君】 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 会議の状況                     午前9時30分 開議 ◯議長【野地洋正君】 皆様、おはようございます。  ただいまの出席議員は14名でございます。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。    ────────────────────────────────    日程第1 令和2年度町長施政方針 2: ◯議長【野地洋正君】 日程第1「令和2年度町長施政方針」を行います。 3: ◯議長【野地洋正君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 4: ◯町長【村田邦子君】 皆様、おはようございます。令和2年度の予算案並びに諸議案のご審議をお願いするに当たり、ここに町政運営の基本方針とともに、概要を申し上げます。  早いもので、2期目の町政をお預かりして1年余りが過ぎました。  昨年は、古きよき「平成」から、輝かしい未来に向けた「令和」へと新たな時代を迎えた1年となりました。  その令和元年度は、近年、全国的に起こっている風水害の被害が神奈川県の市町村においても発生し、風水害がより身近なものであり、その対策が大きな課題であることを再認識する方々も多かったのではないかと思います。  二宮町においては、比較的大きな被害がなかったことは不幸中の幸いでしたが、避難所開設等の課題が浮き彫りになりましたので、速やかに課題について検証し、一定の方向性を導き出すことができました。今後とも二宮町の明るい未来に向け、全力で取り組んでまいります。  さて、令和元年度の町政を振り返りますと、安全・安心なまちづくりの拠点としての役場新庁舎整備については、町内20地区を対象とした意見交換会を開催し、町民に皆様のご意見を伺い、ご不安を取り除けるよう取り組みを進めてまいりましたが、昨年末、改定された神奈川県の「洪水浸水想定区域」では、従来の50年に1度の大雨だけではなく、新たに1000年に1度の大雨を想定した区域が示されたことを踏まえ、改めて正しくリスクを評価し、より効果的な投資を行うために、町営第一駐車場を予定地とした新庁舎整備基本計画(案)を一旦白紙とした上で、将来も町の中心となるであろうラディアンを含む周辺を一体的に候補地として、専門家や町民の皆様とともに、基本計画からつくり直すことといたしました。  さらに、まちづくりの拠点だけでなく、地域づくりの拠点となる地域集会施設についても、耐震性が不明確な施設を中心に、地域の方々との話し合いを進め、公共施設再配置・町有地有効活用実施計画に基づいた今後の対策についての検討を始めました。  また、子どもたちによりよい教育を提供するための学校のあり方については、公共施設再配置・町有地有効活用実施計画から一旦切り離して検討を進めてまいりましたが、小中一環教育を推進する場として、教育委員会から提案された将来の学校の姿についても町民意見交換会を開催し、いただいたご意見を踏まえたさまざまなアイデアについて、子育て世代やこれから子育てを始める世代の方、地域の方々などと課題を共有する機会を持つことができ、貴重な1年となりました。  一方で、町内の未利用地のうち、公共施設用地として当面予定のない東京大学果樹園跡地の活用については、「子どもと共に大人も楽しみ学べる場」というコンセプトのもと、町民が主体となった管理運営が始まり、さまざまなイベントや活動が催されています。  今年の夏には、我が国でオリンピック・パラリンピックが開催され、二宮町からもオリンピックの聖火ランナーが選ばれるなど、うれしいニュースがありましたが、パラリンピックの聖火フェスティバルでも、二宮町のパラスポーツ団体と子どもたちが、東京大学果樹園跡地で採火した火を届けることになりました。  さらに、次世代を担う若者に、オリンピック・パラリンピックを観戦していただき、実際の雰囲気を体験し記憶に残してもらう目的で、国際オリンピック委員会や大会組織委員会、都道府県が連携して実施する「学校連携観戦プログラム」に二宮町も参加させていただき、町内の小中学生が観戦する機会を設けてまいります。
     また、子育て支援については、町のほぼ中心となる中里地区に子育てサロンを新設し、百合が丘子育てサロンの機能を移転することで、近接する東京大学果樹園跡地と連携した活用など、機能の向上を図ることができたほか、学校教育においては、全小中学校の普通教室等への空調設備の設置や、小中学校へのタブレットの導入なども進み、将来を担う子どもたちの教育環境の充実を図ることができました。  議員各位並びに町民の皆様には、多大なるご理解とご協力を賜りましたことに心より御礼申し上げます。  さて、令和2年度の国の動向や予算に目を向けますと、消費税率の引き上げに伴う増収分を活用した社会保障の充実や経済対策の着実な実行など、経済再生と財政健全化を両立していくことを掲げており、地方にも大きな影響を与えることが想定されます。  このような中、「まち・ひと・しごと創生法」に基づく「第2期総合戦略」が国で策定され、令和2年度より施行されます。二宮町でも、現在、「第2期二宮町総合戦略」を策定中ですが、町の特色を示し、住んでいる町民の方々が安心して幸せに暮らせるまちづくりを目指してまいります。  人口減少や少子高齢化が進む中で、町の課題も山積していますが、それらをしっかりと把握し、解決していくという強い気持ちのもと、着実に町政を進めていくために、数多くあるさまざまな重要課題とのバランスを保ちながら、それぞれにおいて積極的に推進してまいります。  二宮町は、温暖な気候と豊かな自然環境に恵まれた大変住みやすい町ですが、今までの拡大成長の時代から、人口減少・少子高齢化の時代に入り、老朽化した公共施設など喫緊の課題がある中、さまざまな分野の世界基準のゴール(SDGs)を意識しつつ、持続可能なまちづくりを進める必要があります。  その中で、町民の皆様や地域・民間事業者など、この町に関係するたくさんの方々と対話を重ね、手を取り合い、大きな輪となって「みんなでつくる“住んでみたい”“いつまでも住み続けたい”と思えるまちづくり」を進めるため、令和2年度予算(案)を取りまとめました。  それでは、予算編成の総括的な内容について申し上げたいと存じます。  新年度予算5会計の予算総額は、156億6,639万3,000円となり、昨年度と比較して2.3%の減となりました。このうち一般会計は、79億8,500万円で3.4%の減、特別会計は76億8,139万3,000円となり、1.1%の減となりました。  初めに、歳入です。  町税収入は、昨今の景気状況等を勘案し、前年度並みで個人町民税を見込みましたが、固定資産税は地価の下落の影響、法人税については、法人税割の税率引き下げの影響を受けることなどにより、若干の減収を見込み、町税全体の対前年度比では、ほぼ横ばいとなっています。  法人事業税交付金は、令和2年度から法人税割額引き下げ分の2%相当が県の法人事業税の一部から交付されることとなったため、新設となっています。  地方消費税交付金は、消費税率の引き上げに伴う増収を見込み、対前年度比15.8%の増となっています。  自動車取得税交付金が、消費税率10%となった令和元年10月1日から廃止となった一方で、環境性能割交付金は自動車取得税交付金の廃止に合わせ、燃費性能のすぐれた自動車の普及を図る目的として創設され、計上額が前年度の半年分から1年分となったため、対前年度比は109.3%の増となっています。  地方交付税は、幼児教育・保育無償化にかかる地方負担分の増等を見込み、対前年度比2.6%の増となっています。  国庫支出金及び県支出金は、自立支援給付費や教育保育給付費負担金等の増を見込み、対前年度比で国庫支出金は2.6%、県支出金は12.0%の増となっています。  繰入金は、財政調整基金繰入金の増により、対前年度比28.7%の増となっています。  町債は、1級町道5号線道路舗装補修工事、防災行政無線設備更新工事、臨時財政対策費の起債を予定しますが、し尿等下水道投入施設改修工事が完了したことなどに伴い、対前年度比54.7%の減となっております。  続いて、歳出です。  令和2年度は、第5次二宮町総合計画後期基本計画の2年目となります。また、第2期二宮町総合戦略の初年度にも当たることから、これまで総合戦略に基づき取り組んできた施策の成果を整理しつつ、10年先、20年先の長期を見据え、町民の皆様に末永く安心して住み続けていただけるよう、基金などの財源も積極的に活用し、事業を展開してまいります。  それでは、新年度予算の重点施策・事業について、二宮町総合計画後期基本計画に沿ってご説明申し上げます。  初めに、「生活の質の向上と定住人口の確保」です。  二宮町の恵まれた自然環境と生活環境を活かし、子どもから高齢者まで、誰もが人と人とのつながりや支え合いのもとに、地域の中で穏やかに安心して生活ができるよう、「生活の質の向上」を目指すとともに、この町の豊かな生活を内外に発信することで、二宮町に関心を向けていただける取り組みを進めてまいります。  初めに、子育て支援ですが、安心して子どもを産み育てられる環境づくりとして、妊娠から子育ての期間を切れ目なく支援できるよう、相談窓口・情報提供を行う子育て世代包括支援センター「にのはぐ」を充実させるとともに、教育委員会との連携を強化してまいります。  また、保育体制の強化として、民間保育所において保育士が保育に専念できるよう、清掃や配膳などの周辺業務等を行う人員を雇うことに対する補助を行ってまいります。  次に、学校教育関係ですが、将来を見据えた中で、特色ある学校教育と学校と地域が連携した児童生徒の生きる力の育成のため、小中一貫教育研究員を配置するなど、引き続き、小中一貫教育の導入に向けた準備を進めます。  また、小中学校5校のコミュニティ・スクールについて、各校の特色を活かした実効性のある円滑な運営を目指すとともに、小学校では、コミュニティ・スクールと連携した放課後子ども教室の充実に取り組んでまいります。  小中一貫教育カリキュラムとともに検討が進められている小中学校の再配置につきましては、地域の皆様や保護者の皆様からいただいたご意見を踏まえ、地域とともにある学校という理念のもと、引き続き丁寧な説明を経た上で、小中一貫教育校設置計画として取りまとめてまいります。  教育環境については、外国語教育の充実やICT教育環境の整備と活用、プログラミング教育の推進など、新たな施策に着実に対応するために、統合型校務支援システムの活用や部活動ガイドラインの本格導入などにより、教職員の働き方改革の推進を図るとともに、教育相談員、スクールソーシャルワーカー、支援教育補助員などの方々を会計年度任用職員として雇用して、教育相談や支援を必要とする児童・生徒への対応を充実し、教員が子どもたちと向き合う時間をしっかりと確保してまいります。  次に、高齢者をはじめとして、誰もが住みなれた地域で安心して暮らしていくための取り組みですが、身近な地域社会において、自分らしく生き生きと暮らし続けることができるよう、地域福祉の充実と医療・介護・保健事業の連携・強化を進めます。  特に、生活支援サービスの強化を目指し、引き続き、地域包括支援センターに生活支援コーディネーターを配置します。またあわせて、町民、店舗、介護事業所及び行政などのさまざまな立場の人が集まって、お互いさまの気持ちで支え合う「お互いさま推進協議会」や、介護予防の取り組みとして、町民が主体となり実施し、内容、開催回数が充実していると神奈川県からも評価をいただいている「地域の通いの場」を中心とした取り組みのさらなる強化を図ってまいります。  健康づくりの取り組みとしては、糖尿病重症化予防事業など、データヘルス計画に基づいた効率的な推進に努めてまいります。また、新たに成人歯科検診における口腔がん検診を導入し、町民の健康づくりの強化を図ってまいります。  次に、活力ある地域コミュニティの形成に関する取り組みですが、現在、計画中の県営二宮団地の建てかえについて、事業主体となる神奈川県と地域とともに連携を図り、地域コミュニティの形成について、ハード面とソフト面をあわせた検討を進めてまいります。  また、安心して住み続けられる地域再生事業として、引き続き国の地方創生推進交付金を活用しながら、一色小学校区地域再生協議会が実施する空き屋対策や移動支援の検討など、以前より地域で課題として捉えていた新たな取り組みに対して、県住宅供給公社や町も連携・協力しながら、支援を行ってまいります。  二宮町の魅力を広く内外に発信する「にのみやLife」プロモーションについても、この町に転入を考えている方々に対し、既にこの町に転入された方々から、直接この町の魅力を伝えていただくというスタイルで、引き続き行ってまいります。近年は転入者が転出者を上回る月がほとんどであり、成果が数字として見えるようになってきました。移住されてきた方々が積極的に地域の活動に参加されたり、町内で店舗を開業したりと、町の活性化にもつながっています。  続いて、「環境と風景が息づくまちづくり」です。  二宮町にある身近な自然環境や歴史・文化、そして穏やかに息づく田舎の風景を大切にするとともに、これらを活かしながら観光や商工業の振興を進めてまいります。  東京大学果樹園跡地は、二宮町に残された最後の大きな土地として町が取得した後、当面は活用予定がないため、公共施設再配置・町有地有効活用実施計画で短期(令和9年度まで)の期間、シンボル事業として位置づけ、「子どもと共に大人も楽しみ学べる場」というコンセプトのもと、公募の方々により「東京大学果樹園跡地活用協議会」を組織し、町内外の子どもと大人が自然環境の中で触れ合い、学び、遊ぶことの豊かさを知り、感じていただける事業を展開しています。  このような場所や取り組みは近隣では珍しく、子育て世代をはじめとした幅広い世代に浸透しつつあり、実際に移住してこられた方もいらっしゃると聞いております。  多くの方々が「ワクワク感」を持って、この事業への参画を始めてくれているのだと思いますが、令和元年度末にはコンセプトにご賛同いただいた町外の企業から、この事業に対する企業版ふるさと納税のお話があり、議会からもご承認をいただきましたので、活動がより活性化されるよう、町としても環境整備に努めてまいります。  また、町の大きな魅力である生涯学習センター・ラディアンと図書館についても、開館20周年を迎え、町内各種団体のご協力も得ながら記念事業を展開します。  ラディアン周辺に計画する新庁舎との連携でも、これまで以上に、多世代が集い、学習し、交流ができる場となるよう、新庁舎建設基本計画策定に伴う町民ワークショップの中で、町民の皆様と一緒に考えていきたいと思います。  環境にやさしいまちづくりについては、地球温暖化対策として、引き続きクールチョイス(賢い選択)を推進していくほか、ごみ減量化対策の強化を図るため、「1人当たりのごみ排出量削減」に向けた啓発活動や非電動型生ごみ処理機(キエーロ)の普及とともに、衛生上の課題となっているごみ置き場のカラス被害に対し、ファスナー付カラスネットの普及促進を図ることで対策に努めてまいります。  次に、二宮らしい産業の振興ですが、商工業の面では、現在、町内で増えてきている、町民の創意工夫による小規模な起業に対し、創業者支援や中小企業融資枠の拡大、利子補助を実施してまいります。  また、有害鳥獣対策及び地域経済の活性化に向けた取り組みとして続けてきた「湘南オリーブ」は、二宮産オリーブの収穫も増え、オリーブを活用したさまざまな製品が二宮ブランドとして認定されていますので、栽培されているオリーブの安定した収穫に向け、栽培強化を図るとともに、「湘南オリーブ」の地域ブランド化に向けて、近隣市町とも連携しながら普及啓発に努めてまいります。  続いて、「交通環境と防災対策の向上」です。  便利でコンパクトな町という特性を活かして、町民にとって身近で利用しやすい公共施設の充実と、主要な道路の改良、公共交通の確保等により交通環境の充実を図ります。  また、喫緊の課題である大震災等の災害に備えるとともに、家庭、地域で町民同士の協力と支え合いによる減災文化が根づくまちづくりを進めてまいります。  安全・安心な町の拠点づくりについては、今後30年以内に70~80%の確率で発生すると言われている大地震が起こっても、町民の方々が安心して住み続けられるよう、災害に強いまちづくりを進めてまいります。  特に、災害が発生したときに、災害対策本部となる役場庁舎につきましては、喫緊の課題として、老朽化し耐震化ができていない現庁舎の改修よりも、コスト面にすぐれ、速やかな対応が可能となる、安全・安心で利便性の高い新たな庁舎の整備に向け、令和2年度は、専門家や町民の方々を交えたワークショップを開催し、必要な機能や配置について、基本計画として再検討してまいります。  一方で、新たに1000年に一度の大雨を想定した神奈川県の「洪水浸水想定区域」が示されたことを受け、町民の皆様の避難に役立つよう、台風が多くなる時期までに、新たなハザードマップを作成し、お届けするとともに、抜本的な浸水対策として、神奈川県に対し、議会とともに、葛川の早期整備に対する要望をお伝えしてまいります。  その他、公共施設再配置・町有地有効活用実施計画に基づく取り組みとして、地域集会施設の整理・統合に向けた検討を関係地域の皆様と協議しておりますが、耐震性の確認できない地域集会施設の耐震化が急務であると考えておりますので、協議が整ったところから順次、耐震診断を実施してまいります。  また、開館20年を迎える生涯学習センター・ラディアンの長寿命化計画の策定や、消防庁舎・小中学校の現況調査を実施し、公共施設を更新していく上での基礎調査や計画策定に着手いたします。  また、防災・減災対策の充実については、消防団第5分団の車両を更新するほか、防災行政無線(固定系)の強化と情報伝達機能の向上を図ります。  また、木造住宅の耐震診断と改修にかかる費用の補助、ブロック塀撤去の補助を継続して行うとともに、新たに空き家のリフォーム及び解体にかかる費用の補助を創設いたします。  都市基盤の強化と町民の交通環境の向上についてですが、コミュニティバスについては、運行ルートの変更により、利用者が着実に増えており、日々の買い物などにご利用いただいている様子がうかがえます。目標とする1日当たりの乗車人数にはまだ達してはいませんが、コミュニティバスのよさを多くの方々に知っていただくため、引き続き利用促進を図ってまいります。  道路・橋りょうについては、一級町道5号線の一部(富士見が丘入り口交差点から富士見が丘二丁目方面への約300メートル)及び国道1号線の南側を並行して走る一級町道7号線の一部(NTT株式会社から旧KDDI入り口への約400メートル)の舗装補修工事と小田原厚木道路にかかる峯山、奥松根及び中里第2の3橋の補修設計を実施いたします。  道路・橋りょうの計画や整備後の状況については、町ホームページに掲載していますので、ご覧いただきたいと思います。  このほか、橋りょう長寿命化計画の改定及びトンネルの長寿命化計画を策定し、将来にわたって必要となる計画的な整備に備えてまいります。  最後に、「戦略的行政運営」です。  社会状況の変化や多様化する町民ニーズに応えられる組織として、柔軟で機動的な行政運営が重要となります。令和2年度は、第5次二宮町総合計画後期基本計画が2年目を迎えるとともに、第2期総合戦略がスタートすることから、これらを行政運営の柱にし、効果を上げながらも、効率を考えた行政運営を行ってまいります。  効率的な行政運営として、災害が起きた後、速やかに業務が継続できるよう、戸籍のシステムをクラウド化するなど、役場内の情報システムネットワークを強化します。  また、近隣市町との広域行政の推進も重要です。特に平塚市・大磯町・二宮町の1市2町において行っているごみ処理広域化や消防指令の業務について、各市町間において十分に連携をとり、円滑な運営に努めてまいります。  町民とともにある自治体運営として、町民の皆様との情報の共有が重要です。必要な情報を適切な時期に適切な方法で、相手の立場に立ってわかりやすく発信することに努めてまいります。その1つとして、引き続きまちづくり移動町長室を行ってまいりますが、地区の方々のご意見などを踏まえ、実施方法などについて見直しを行い、より多くの町民の方々のご賛同をいただき、情報を共有できる場としてまいります。  職員能力の向上及び働き方改革については、人材育成基本方針に基づいた計画的な人材育成を推進していくほか、国・県等との人事交流についても引き続き実施してまいります。  また、町民サービス向上のため、庁舎内の窓口手続きを総合的にマネジメントする職員を配置していくとともに、町民や団体の活動がより活性化するよう、職員が相談窓口となりサポートを強化する取り組みを新たに始めてまいります。  さらに、昨年12月補正でご承認いただきました役場内の電話設備のクラウド化及びダイヤルインシステムが、令和2年度より導入されますので、より効率的に事務を行うことができ、働き方改革の一助になるものと考えています。  このほか、研修計画に基づき研修機会を確保し、今ある課題を的確に把握し、積極的に取り組む職員の育成に努めるとともに、事務の効率化や効果的な情報発信についても、能力の向上に努めてまいります。  続いて、特別会計についてです。  初めに、国民健康保険特別会計です。平成30年度から、制度改正により県が町とともに国民健康保険の保険者となり運営を行っているところですが、医療の高度化等に伴い、一人当たりの医療費が増加し、厳しい会計運営が続いている状況の中、令和元年度からは、国民健康保険税の資産割の廃止並びに納期の変更を行いました。  今後も、国民健康保険の安定した財政運営や国民健康保険事業の広域的かつ効率的な運営を図ってまいります。  また、引き続きですが、レセプト等のデータを分析、活用し、それに基づく加入者の健康増進のための事業計画として作成した「データヘルス計画」に基づいて効果的に保健事業を実施するほか、糖尿病のリスクが高い方や、糖尿病の罹患に伴う合併症など、重症化予防に重点を置いた対策を進め、医療費の抑制につなげてまいります。  後期高齢者医療特別会計は、後期高齢者の増加に伴う医療費の増加に対し、健康診査の充実など広域連合と連携し、健全な制度運営に努めてまいります。  介護保険特別会計については、平成29年度に策定した高齢者保健福祉計画及び第7期介護保険事業計画を推進してまいります。  また、令和元年度から2カ年計画で策定を始めている高齢者保健福祉計画及び第8期介護保険事業計画ですが、令和2年度には、調査結果や基礎資料、国の示す指針をもとに集計や分析を行うなど、専門的な知識やノウハウを活用しながら、計画を策定していきます。  さらに、今後も介護給付費の増加が見込まれる中で、持続可能な介護保険制度の確保を図りつつ、制度改正等の見直しに伴う事務を着実に進め、引き続き介護予防・介護サービス及び地域支援事業の適切な提供と、高齢者が可能な限り健康で自立した生活を送ることができるよう、地域と連携した「地域の通いの場」の運営支援を行い、利用者のニーズに応じた体制を確立してまいります。  下水道事業特別会計につきましては、予定されている整備が順調に推進され、おおむね9割程度の整備が完了する中、将来にわたり持続可能な下水道経営のために地方公営企業法を適用した公営企業会計制度の導入に向けた準備を始めてまいります。  また、今後も接続率の向上及び経費の節減に努め、経営の健全化を図ります。  以上、一般会計をはじめ各特別会計の令和2年度予算について、概要を説明させていただきましたが、令和2年度より会計年度任用職員制度が導入されることにより、働く方々にとっての雇用条件は向上する一方で、近年では働き手の高齢化や人手不足などが大きな課題となっています。  そのため、令和2年度予算においては、事業の質を確保し、より安定的に実施するための民間委託など、幾つかの見直しを行いましたが、引き続き二宮町行政改革大綱に基づき、組織体制について検討をしてまいります。一方で、10年先、20年先の将来を見据え、必要な事業にはしっかりと予算を計上させていただきました。どの事業にも対象となる町民の方々がいらっしゃいますので、丁寧に説明し、ご理解を得ながら進めてまいります。  最後になりますが、まちづくりの主役はやはり町民の皆様です。その町民の皆様が、心豊かに、ともに認め合い、支え合い、響き合うことで、この町ならではの共生社会を築き、子どもから高齢者まで住んでいるすべての方々が楽しく、幸せに暮らすことができるために、町民の皆様や地域・民間事業者と手を取り合い、「みんなでつくる“住んでみたい”“いつまでも住み続けたい”と思えるまちづくり」を進めてまいります。  引き続き、議員各位、そして町民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げ、施政方針とさせていただきます。  よろしくご審議の上、ご賛同を賜りたくよろしくお願い申し上げます。 5: ◯議長【野地洋正君】 これをもって令和2年度町長施政方針を終結いたします。    ────────────────────────────────    日程第2 議案第3号 二宮町印鑑条例の一部を改正する条例審査につ              いて 6: ◯議長【野地洋正君】 日程第2「二宮町印鑑条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第3号を議題といたします。 7: ◯議長【野地洋正君】 職員をして朗読させます。 8: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 9: ◯議長【野地洋正君】 委員長の報告を求めます。 10: ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。       〔4番・総務建設経済常任委員長(二宮節子君)登壇〕 11: ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 総務建設経済常任委員会の委員長報告を申し上げます。  2月19日、第一委員会において委員全員、議長、町長、副町長、政策総務部長、戸籍税務課長、戸籍住民班長、課税班長、及び傍聴議員出席のもと、2月18日の本会議で付託されました町長提出議案第3号「二宮町印鑑条例の一部を改正する条例」を審査した結果、全員賛成により原案のとおり可決されました。概要は以下のとおりです。  執行者側からの補足説明のあと、直ちに委員2名が質疑、賛成1名の討論がありました。概要は以下のとおりです。  委員「個別審査規定について聞く。」執行者「審査査定は印鑑登録に関しては、基本的にはつくらず、成年被後見人と成年後見人が一緒に来た場合のみ、発行手続きをする取り扱いで、全国基準に町も従う。」委員「法律に準ずる流れと同伴者の定義を聞く。」執行者「法律施行が昨年11月だが、運用の通知が最近届き、それを受けて印鑑登録については町独自の条例であるので、今に至る。また、ご本人と成年後見人が一緒に来た場合のみ、発行が可能であり、それ以外の方の同伴は認められない。」  討論は以下のとおりです。「賛成の立場で討論する。意思能力を有しない方が印鑑登録し、後々の財産等の問題でリスクを町が回避できる対応を進言し、賛成とする。」  以上で報告を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 12: ◯議長【野地洋正君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。
                 (「なし」との声あり) 13: ◯議長【野地洋正君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。 14: ◯議長【野地洋正君】 大沼議員。 15: ◯10番【大沼英樹君】 町長提出議案第3号に賛成の立場で討論をいたします。  この条例(案)の中身は、成年被後見人の権利の制限を適正化するということに関係しているようですが、質疑の際に、成年被後見人でない場合には、印鑑証明登録事務を受け付けるとのことでした。しかし心神耗弱者で、特に後見開始の審判を受けていない方が印鑑証明を必要とする行為のために来庁され、即日交付しようとしたとき、意思能力があるかないかの判断は容易でない場合もあるかと思います。4月1日から改正予定の民法第3条の2では、法律行為の当事者が意思表示をしたときに、意思能力を有しなかったときは、その法律行為は無効とするとなっています。意思表示をした時点を基準とすることと、意思能力のない行為が無効になるということですから、印鑑証明を必要とする重要な法律行為が財産に絡む詐欺などのとき、印鑑登録と発行事務の際に、意思能力の確認が問題になることも考えられます。町民の財産を違法に消失させたり、詐欺被害などから守るためにも、この条例変更に伴う事務の取り扱いには、窓口での確認方法なども検討されることを進言の上、賛成をいたします。 16: ◯議長【野地洋正君】 これをもって討論を終結いたします。  これより町長提出議案第3号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 17: ◯議長【野地洋正君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第3号は原案のとおり方決されました。    ────────────────────────────────    日程第3 議案第4号 二宮町行政手続における特定の個人を識別する               ための番号の利用に関する条例の一部を改正す               る条例審査について 18: ◯議長【野地洋正君】 日程第3「二宮町行政手続におけると特定の個人を識別するための番号の利用に関する条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第4号を議題といたします。 19: ◯議長【野地洋正君】 職員をして朗読させます。 20: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 21: ◯議長【野地洋正君】 委員長の報告を求めます。 22: ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。       〔4番・総務建設経済常任委員長(二宮節子君)登壇〕 23: ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 総務建設経済常任委員会の委員長報告を申し上げます。  2月19日、第一委員会室おいて、委員全員、議長、町長、副町長、政策担当部長、企画政策課長、企画調整班長、及び傍聴議員出席のもと、2月18日の本会議で付託されました町長提出議案第4号「二宮町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用に関する条例」を審査した結果、全員賛成により原案のとおり可決されました。概要は以下のとおりです。  執行者からの補足説明のあと、質疑・討論はありませんでした。  以上で報告を終わります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 24: ◯議長【野地洋正君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 25: ◯議長【野地洋正君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。 26: ◯議長【野地洋正君】 羽根議員。 27: ◯2番【羽根かほる君】 私は議案第4号について、賛成の立場で討論をさせていただきます。  この議案は、平成31年4月に国民健康保険の資産割額算定が廃止されたことにより、特定個人情報の手続に使用していた固定資産税情報の利用が不要になったことに伴う必要な改正であるため、特に問題なく賛成とさせていただきます。  以上です。 28: ◯議長【野地洋正君】 これをもって討論を終結いたします。  これより町長提出議案第4号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 29: ◯議長【野地洋正君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第4号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第4 議案第5号 特別職員報酬費用弁償の額並びに支給方法条例               の一部を改正する条例審査について 30: ◯議長【野地洋正君】 日程第4「特別職員報酬費用弁償の額並びに支給方法条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第5号を議題といたします。 31: ◯議長【野地洋正君】 職員をして朗読させます。 32: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 33: ◯議長【野地洋正君】 委員長の報告を求めます。 34: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。        〔9番・教育福祉常任委員長(渡辺訓任君)登壇〕 35: ◯9番・教育福祉常任委員長【渡辺訓任君】 教育福祉常任委員会からの報告をいたします。  去る2月18日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案第5号「特別職員報酬費用弁償の額並びに支給方法条例の一部を改正する条例」を、2月19日、午前10時50分より第一委員会室で開催の常任委員会において、委員全員、議長、町長、副町長、教育長、教育部長、生涯学習課長、生涯学習スポーツ班班長、及び傍聴議員出席のもと審査した結果、賛成全員により可決されました。審査の概要は次のとおりです。  陳情者から補足説明はなく、4人の委員が質疑を行いました。  委員1「なぜ青少年指導員と地域学校協働活動推進員の2職種が非常勤特別職でなくなるのか。この職種は会計年度任用職員になるのか。」執行者「地方公務員法の改正で、非常勤特別職の要件が厳格になり、この2つは特別職の要件を満たさなくなった。会計年度任用職員ではなく、有償ボランティアとして位置づけ、謝礼を支払うようになる。今回、非常勤特別職として残るスポーツ推進員は法律の中で位置づけられている。」  委員2「指導員と推進員は町長と県知事からの委嘱を受けた職員扱いであったと考えるが、今後はどのようになるのか。」執行者「これまでどおり、県知事、町長から委嘱される青少年健全育成を進める活動をお願いしたい。協議会事務局は生涯学習課が引き続き務める。活動自体は変わらないが、庁用車の運転ができないなどの違いは生まれる。」  委員3「重要な活動であるので、町独自で今のとおりの位置づけを続けられないか。」執行者「県は非常勤特別職について限定的に解釈し、青少年指導員がこれに当たらないという見解をはっきり示している。新しく改正で付け加えられた助言という役割も、専門的な部分に限られるため、該当しないという見方である。他市町も同様の判断と思われる。」  委員4「地域学校協働活動推進員に対する期待は大きい。この活動をどのように考えているのか。」執行者「放課後子ども教室の企画と運営を今年度から生涯学習課と一緒にやっていただいている。各校の特色、委員の力を活かしてきたと考えている。委員からはやりがいを感じている言質を得ている。協力者謝礼として支払う単価は変わらない。」  質疑の後、討論はなく、採決の結果、全員賛成で議案第5号を可決いたしました。  内容は以上のとおりです。よろしくご審議のほどお願いいたします。 36: ◯議長【野地洋正君】 それでは、ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 37: ◯議長【野地洋正君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。 38: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 39: ◯9番・教育福祉常任委員長【渡辺訓任君】 私は議案第5号に、委員長報告並びに条例(案)に反対の立場で討論いたします。  この条例(案)は、地方公務員法の改正によって青少年指導員並びに地域学校協働活動推進員が非常勤特別職の位置づけから除外されることに伴って、この2つを町の特別職員から外すという内容だと理解しております。  常任委員会の審査では、この2つについて、改正法で特別職の要件として、助言、調査、審査、または総務省令で定める事務が付け加えられ、青少年指導員の助言については、専門的な助言に該当しないという見解が県から示されたという説明、さらに県・町から委嘱を受けるという、有償ボランティアとして現在と同等の謝礼が支払われる旨の説明もありました。  青少年指導員については、青少年団体の指導・育成と組織化、文化・レクリエーション活動の推進、青少年育成組織の強化と地域活動の推進など、今の時代にあって難しさは大変増しているとはいえ、その目的で重要ではないものはなく、むしろ専門性を磨くことが求められているのではないかと考えます。  地域学校協働活動推進員についても、今年度の教育委員会議の中でも、新たに委嘱して、放課後子ども教室の企画運営をメインで行い、地域の方との協働を目指すということも論議をされて、地域で教育にかかわる方々のコーディネーターとしての役割への期待は大きいものと思っております。現在、町としてコミュニティ・スクールが取り組まれ、いじめ・不登校の問題なども、地域と学校で考えていこうという中、青少年指導員、地域学校協働活動推進員の役割には大きな期待があると考えています。求められる役割には同時に責任が伴い、ボランティアにとどまるものではないと私は考えます。町独自での位置づけはできなかったのでしょうか。  同時に、有償ボランティアについては、活動について謝礼的な金銭の支給をすることが労働とは単純にはみなされず、かかる経費や事故の際の責任が曖昧になることは避けなければならないと思います。町民の求め、町の方針とそぐわない今回の条例改定については、賛成をしかねるものです。皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 40: ◯議長【野地洋正君】 これをもって討論を終結いたします。  これより町長提出議案第5号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 41: ◯議長【野地洋正君】 起立多数であります。よって、町長提出議案第5号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第5 議案第6号 二宮町税条例の一部を改正する条例審査につい               て 42: ◯議長【野地洋正君】 日程第5「二宮町税条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第6号を議題といたします。 43: ◯議長【野地洋正君】 職員をして朗読させます。 44: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 45: ◯議長【野地洋正君】 委員長の報告を求めます。 46: ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。       〔4番・総務建設経済常任委員長(二宮節子君)登壇〕 47: ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 総務建設経済常任委員会の委員長報告を申し上げます。  2月19日、第一委員会室において、委員全員、議長、町長、副町長、政策総務部長、戸籍税務課長、戸籍住民班長、課税班長、及び傍聴議員出席のもと、2月18日の本会議で付託されました町長提出議案第6号「二宮町税条例の一部を改正する条例」を審査した結果、全員賛成により原案のとおり可決されました。概要は以下のとおりです。  執行者からの補足説明のあと、直ちに委員1名が質疑、討論はありませんでした。  委員「徴収金額相違が過去発生しており、制度変更に伴うデータ入力の作業手順を聞く。」執行者「軽自動車については、登録申請が軽自動車査定協会から届き、システムに入力、入力確認を別の担当が行い、再度、アルバイトが確認し、納税通知書発行時に決済をとるので、最終確認はしている。」  以上で報告を終わります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 48: ◯議長【野地洋正君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 49: ◯議長【野地洋正君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 50: ◯議長【野地洋正君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第6号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 51: ◯議長【野地洋正君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第6号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第6 議案第7号 二宮町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部               を改正する条例審査について 52: ◯議長【野地洋正君】 日程第6「二宮町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第7号を議題といたします。 53: ◯議長【野地洋正君】 職員をして朗読させます。 54: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 55: ◯議長【野地洋正君】 委員長の報告を求めます。 56: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。
           〔9番・教育福祉常任委員長(渡辺訓任君)登壇〕 57: ◯9番・教育福祉常任委員長【渡辺訓任君】 教育福祉常任委員会からの報告をいたします。  去る2月18日の本会議において、本委員会に付託されました議案第7号「二宮町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例」を、2月19日、第一委員会室で開催の常任委員会におきまして、委員全員、議長、町長、副町長、健康福祉部長、福祉保険課長、福祉障がい者支援班長、傍聴議員の出席のもと審査した結果、賛成全員により可決されました。審査の概要は以下のとおりです。  執行者より、今回の改正要点について、支払い猶予の位置づけ、償還免除の要件の追加、市町村の貸付を受けている方、官公庁への資料提供の請求の3点であるとの補足説明がありました。  引き続き、2名の委員が質疑を行いました。  委員1「新たに要件が加わり、被災者にとって、よりやさしくなったという理解でよいか。」執行者「償還免除の理由に、破産手続廃止の決定、もしくは再生手続開始が加わったので、そのとおりである。」  委員2「今回の法改正で触れられている災害弔慰金、及び災害障害見舞金に関する審議会設置について、町はどう考えているか。発災時には県にも業務が集中することも予想される。」執行者「審議会の設置については、各自治体で対応が異なっているが、発災時にも遅滞なく弔慰金などの支払いがおくれない形で研究する。」  質疑ののち、討論はなく、採決の結果、全員賛成で議案第7号を可決しました。  内容は以上のとおりです。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 58: ◯議長【野地洋正君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 59: ◯議長【野地洋正君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 60: ◯議長【野地洋正君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第7号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 61: ◯議長【野地洋正君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第7号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第7 議案第8号 二宮町消防団員の任免、給与、定員、服務等に               関する条例の一部を改正する条例審査について 62: ◯議長【野地洋正君】 日程第7「二宮町消防団員の任免、給与、定員、服務等に関する条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第8号を議題といたします。 63: ◯議長【野地洋正君】 職員をして朗読させます。 64: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 65: ◯議長【野地洋正君】 委員長の報告を求めます。 66: ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。       〔4番・総務建設経済常任委員長(二宮節子君)登壇〕 67: ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 総務建設経済常任委員会の委員長報告を申し上げます。  2月19日、第一委員会室において、委員全員、議長、町長、副町長、消防長、消防課長、庶務班長、及び傍聴議員出席のもと、2月18日の本会議で付託されました町長提出議案第8号「二宮町消防団員の任免、給与、定員、服務等に関する条例の一部を改正する条例」を審査した結果、全員賛成により原案のとおり可決されました。概要は以下のとおりです。  執行者からの補足説明のあと、直ちに委員5名が質疑、賛成1名の討論がありました。概要は以下のとおりです。  委員「この条例は二宮町独自の改正か。団員1人当たりの被服貸与額を聞く。二宮町は安いと問題が出ないよう、他の市町の報酬を参考に聞く。」執行者「消防団員は地方公務員法ではなく、各市町の条例により、団員への被服代等は概算で1人8万円程度である。近隣の年額報酬は、平塚市では団長7万4,900円、副団長6万4,600円、分団長5万5,800円、副分団長4万2,900円、班長3万1,600円、団員2万7,600円、大磯町は団長15万7,900円、副分団長9万2,900円、分団長5万3,400円、副分団長4万400円、班長3万5,500円、団員3万3,000円である。この金額は各分団幹部と話す際に、状況は確認し、各市町で消防団の運用の仕方が違うことなどから、焦点は報酬が団の各階級の職責に応じているかであった。」委員「条例改正の経緯と年額報酬の基準を聞く。費用弁償について検討されたか聞く。年額報酬を増額するが、予算(案)の総額が増えていない理由を聞く。」執行者「条例で年額報酬が制定され10年経過していることと、消防団の年額報酬の意見や議員の一般質問による。基準額は消防団長8万2,500円、副分団長6万9,000円、分団長5万500円、副分団長4万5,500円、班長3万7,000円、団員3万6,500円である。費用弁償については、各市町、内容がばらばらであることを確認、提示し、今回は年額報酬の改定となった。基準額より低い額については、ボランティア性も消防団で考えていただき、その中で、各分団及び本部の運営費を2万円ずつ削る形を提示したところ、了承の確認がされた。」委員「値上げが3つの階級に限った内容と基準額で払わない理由を聞く。」執行者「すべての階級で協議は行い、仕事が職責に応じていない副分団長に注目、次に団員の班長、団員の職責を考えた結果である。基準額については、交付税参入額から年額報酬額の案を提示している。」委員「平成21年から同じ報酬であったのかと二宮の執務手当の状況を聞く。報酬額決定の内容を聞く。増額の要請は団と執行者のどちらかを聞く。」執行者「報酬額は平成21年に改正し、当時のままである。費用弁償の内容は訓練と災害時は1回につき3,000円、訓練等・会議等は1,500円、副分団長の4万5,000円を提示し、決定したことにより、副分団長の増額分12%から、班長が6%、団員が3%と決定した。執行者側から報酬額を上げたい旨を消防団に伝え、合意を得て改正に至っている。」委員「平塚市と大磯町の費用弁償を聞く。」執行者「平塚市は3時間以上の災害は4,600円、3時間以下3,100円、災害以外の3時間以上3,100円、3時間以下1,600円、大磯町は時給制で1時間570円である。」  討論は以下のとおりです。「賛成の立場で討論する。条例が出たことにより、消防団経験者として歓迎できるが、78名の団員はボランティアと言いながらも、危険をはらんだ作業に当たることを認識して、手当については取り組んでいただきたい。今後はこのような点も考慮することを求めて賛成とする。」  以上で報告を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 68: ◯議長【野地洋正君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。             (「異議なし」との声あり) 69: ◯議長【野地洋正君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。 70: ◯議長【野地洋正君】 大沼議員。 71: ◯10番【大沼英樹君】 町長提出議案第8号に賛成の立場で討論をいたします。  この条例(案)に関して、消防団員への待遇改善ということで、以前、二宮議員の一般質問の内容を受けて、前向きに取り組んでいただいたとすれば、大いに歓迎できるものです。  消防団員はボランティアといえども、災害現場に近接する危険を含んだ活動だということは周知のことと思いますが、今年度の予算書(案)を見ると、分団運営交付金は10万円減額し、この合計は項目を調整した程度の内容となっています。小さい規模で消防運営する二宮町では、家屋火災でも消防団が最前線で消防署と連携をして消火活動を行っています。当然、大災害時には大きな力を発揮し、防災・救助・復旧に尽力をしていただける組織です。  今回、提示された予算書(案)から、消防職員1人当たりの給与を消防団員78名分とすると、2億2,000万円にもなる計算ですが、消防団の活動費は約1,000万円程度です。今回の条例改正は今後の足がかりとしていただき、町内の消防団経験者増加のためにも、さらなる待遇改善を進言の上、賛成といたします。 72: ◯議長【野地洋正君】 これをもって討論を終結いたします。  これより町長提出議案第8号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 73: ◯議長【野地洋正君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第8号は原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午前10時55分から始めます。                          午前10時43分 休憩    ────────────────────────────────                          午前10時55分 再開 74: ◯議長【野地洋正君】 休憩前に引き続き会議を開きます。    ────────────────────────────────    日程第8 議案第9号 令和元年度二宮町一般会計補正予算(第5号) 75: ◯議長【野地洋正君】 日程第8「令和元年度二宮町一般会計補正予算(第5号)」町長提出議案第9号を議題といたします。 76: ◯議長【野地洋正君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 77: ◯議長【野地洋正君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 78: ◯町長【村田邦子君】 議案第9号の提案理由を説明いたします。令和元年度二宮町一般会計補正予算(第5号)ですが、第1条において既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ1億2,148万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ86億1,455万2,000円とするものです。  また、第2条において継続費の補正、第3条において地方債の補正をあわせてお願いするものです。  内容につきましては政策担当部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 79: ◯議長【野地洋正君】 政策担当部長。 80: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第9号についてご説明申し上げます。  8ページをお願いします。第2表の継続費補正です。  土木費、都市計画費の(仮称)駅北口駐車場整備事業は総額4,100万円を平成30年度当初予算で設定したものですが、事業費の確定により、総額を3,348万円として、年割額については、令和元年度を3,148万円に変更するものです。  総務費、総務管理費の埋蔵文化財発掘調査事業(新庁舎整備事業)は、総額8,800万円を当初予算で設定したものですが、基本構想・基本計画(案)の見直しに当たり、事業スケジュールや建物配置が定まらないことから廃止とするものです。  9ページをお願いします。第3表の地方債補正です。  高規格救急自動車購入事業債は事業費の確定などにより、借入限度額を1,480万円から1,310万円に変更するものです。  埋蔵文化財発掘調査事業債(新庁舎整備事業債)は、継続費補正と同じ理由により廃止するものです。  続きまして、事項別明細の説明をさせていただきます。12ページ、13ページをお願いいたします。  歳入です。自動車取得税交付金です。自動車取得税交付金は自動車取得税の一部を財源として、県から町へ町道の長さや面積に応じて交付されるものです。令和元年9月末をもって自動車取得税が廃止され、1,734万3,000円で交付決定を受けたことによるものです。  分担金及び負担金の負担金です。衛生費負担金、環境保全費負担金のウッドチップセンター運営事業、平塚市及び大磯町負担金は平成30年度分負担金を精算することに伴い減額するものです。  使用料及び手数料の使用料です。土木使用料、道路橋りょう使用料の駅南口駐車場使用料は駅南口駐車場を令和元年9月末で閉鎖したことに伴い、使用料が確定したため増額するものです。道路用地行政財産目的外使用料は駅南口駐車場の貸付事業者が決定し、貸付料が確定したため増額するものです。  国庫支出金の国庫負担金です。民生費国庫負担金、社会福祉費負担金の自立支援給付費等負担金及び自立支援医療費負担金は、歳出の給付費等を利用者の増加により補正させていただくことに併せて増額するものです。  児童福祉費負担金の教育・保育給付費負担金は、保育所等の利用者が当初見込みよりも減少したことに伴い減額するものです。  児童手当国庫負担金の児童手当負担金は、支給対象児童数が当初見込みより減少したことに伴い減額するものです。  国民健康保険基盤安定負担金の国民健康保険基盤安定負担金は、保険税軽減対象者の拡大に伴い増額するものです。  国庫補助金です。民生費国庫補助金、児童福祉費補助金の子ども・子育て支援交付金は、放課後児童健全育成事業の補助基準額が増額改正されたことに伴い、増額するものです。私立幼稚園就園奨励費補助金は、令和元年10月から幼児教育・保育の無償化により、対象期間が9月分までの半年間に短縮したことに伴い減額するものです。  衛生費国庫補助金、環境保全費補助金の循環型社会形成推進交付金は、歳出の合併処理浄化槽設置整備補助金の申請件数が新規設置1件で確定し、当初見込みより減少したことに伴い減額をするものです。  土木費国庫補助金、防災・安全交付金の防災・安全交付金、狭あい道路整備等促進事業交付金、及び社会資本整備総合交付金(住宅リフォーム等助成事業他)は国の交付決定を受け、配分額が減少したことに伴い減額するものです。  教育費国庫補助金、教育総務費補助金の特別支援教育就学奨励費補助金は、受給対象者が当初見込みより減少したことに伴い減額するものです。  消防費国庫補助金、消防費補助金の緊急消防援助隊設備整備補助金は事業費の確定に伴い減額するものです。  14ページ、15ページをお願いいたします。  県支出金の県負担金です。民生費県負担金、社会福祉費負担金の自立支援給付費等負担金は歳出の給付費が増加したことに伴い、増額するものです。育成医療県費負担金は受給対象者が当初見込みより減少したことに伴い減額するものです。  児童福祉費負担金の教育・保育給付費負担金は、保育所等の利用者が当初見込みより減少したことに伴い減額するものです。  児童手当県負担金の児童手当負担金は、支給対象児童数が当初見込みより減少したことに伴い減額するものです。  国民健康保険基盤安定負担金の国民健康保険基盤安定負担金は、保険税軽減対象者の拡大に伴い、増額するものです。後期高齢者医療保険基盤安定負担金の後期高齢者医療保険基盤安定負担金は、保険料の確定に伴い減額するものです。  県補助金です。総務費県補助金、市町村自治基盤強化総合補助金の市町村自治基盤強化総合補助金は補助対象事業費が減少したため、減額するものです。  民生費県補助金、児童福祉費補助金の子ども・子育て支援交付金は中里キッズクラブ拡張工事が実施されなかったことに伴い、減額するものです。施設型給付費補助金は認定子ども園等の利用者が当初見込みより減少したことに伴い、減額するものです。  衛生費県補助金、環境保全費補助金の循環型社会形成推進交付金は補助対象となる浄化槽の更新がなかったため減額するものです。  農林水産業費県補助金、農業費補助金の農業経営体育成支援事業補助金は台風で被害を受けた農業用ハウスの修繕に対し補助するもので、補助割合は国・県で10分の5、町が10の2、残り10分の3が所有者の自己負担となります。林業費補助金の松くい虫被害対策自主事業補助金は、被害木伐倒駆除及び松枯れ防止剤注入委託料の事業費確定に伴い減額するものです。  土木費県補助金、土木管理費補助金の地籍調査事業補助金は、交付決定を受け、配分額が減少したことに伴い減額するものです。  財産収入の財産運用収入です。財産貸付収入、土地建物貸付収入の普通財産貸付料は、駅前町民会館跡地について、本年度の貸付期間を半年から3月の1カ月へと変更したことに伴い減額するものです。  利子及び配当金、利子及び配当金の財政調整基金利子収入、公共施設整備基金利子収入、庁舎整備基金利子収入は、一般会計補正予算(第2号)で積立額を増額したことに伴い増額するものです。  寄付金の寄付金です。一般寄付金、一般寄付金のふるさと寄付金は個人から多額の寄付をいただいたため増額するものです。みどり基金寄付金、みどり基金寄付金のみどり基金寄付金は各所に設置している募金箱へ寄付をいただいたため増額するものです。  16ページ、17ページをお願いします。  繰入金の基金繰入金です。公共施設整備基金繰入金、公共施設整備基金繰入金は充当先の第一井戸ポンプ、及び制御盤設置工事の事業費確定に伴い減額するものです。  諸収入の雑入です。雑入の資源回収物売払収入は中国の輸入規制により、国内における古紙の市場価格が値下がり、売り払い単価が減少したことに伴い減額するものです。  町債です。総務債、総務債の埋蔵文化財発掘調査事業債(新庁舎整備事業債)は、歳出の新庁舎建設予定地埋蔵文化財発掘調査委託料の執行を見送ったことによる減額です。  消防債、消防債の高規格救急自動車購入事業債は事業費が確定したことになどによる減額です。  次に、歳出です。18ページ、19ページをお願いいたします。
     3月の補正予算ということで、入札等により経費が確定したものの減額補正が大変多くなっておりますので、事項別説明では一部の説明を割愛させていただきます。また、職員の職員手当等の人件費については、給与費明細書の部分でまとめて説明させていただきますので、こちらも事項別明細は割愛させていただくことをご了承願います。  議会費の議会費です。議会費、議会運営経費の手話通訳者等謝礼、議会会議録発行事業の会議録音テープ反訳委託料、及び会議録検索システム保守管理委託料は、定例会の開催時間等が当初想定より増加したことによるものです。  総務費の総務管理費です。一般管理費、一般経費の県市町村職員退職手当組合負担金は退職予定者数が増加したことによるものです。  広報費、広報活動事業の印刷製本費は、入札により経費が確定したことによる減額です。  財政管理費、財政管理経費の財務書類作成等委託料は入札により経費が確定したことによる減額です。財政調整基金利子収入積立金、公共施設整備基金利子収入積立金、及び庁舎整備基金利子収入積立金は一般会計補正予算(第2号)で積立額を増額したことによるものです。公共施設整備基金積立金は将来の公共施設整備に備えるため、剰余金を積み立てるものです。みどり基金積立金は吾妻山公園等に設置している募金箱への募金を積み立てるものです。災害対策基金積立金は災害対策を使途としてご寄付をいただいたふるさと寄付金のほか、災害に備えるため剰余金をあわせて積み立てるものです。  財産管理費、町民センター維持管理経費の臨時雇賃金は最低賃金の改正に伴うものです。  企画費、新庁舎整備事業の新庁舎建設予定地埋蔵文化財発掘調査委託料は、基本構想・基本計画(案)の見直しに当たり、事業スケジュールや建物配置が定まらないことから、事業執行を見送ったことによるものです。  町民活動推進費は、市町村自治基盤強化総合補助金の歳入補正に伴う財源補正です。  徴税費の税務総務費です。税務総務費、税務総務事務経費の庁用器具費は故障したレジスターを更新するものです。  20ページ、21ページをお願いいたします。  戸籍住民基本台帳費です。戸籍住民基本台帳費のラディアンサービスコーナー窓口事業の臨時雇賃金は、最低賃金の改正に伴うものです。  選挙費です。県議会議員及び県知事選挙費の県議会議員及び県知事選挙執行経費の国庫支出金等返還金は、県議会議員及び県知事選挙費委託金を精算するものです。  民生費の社会福祉費です。障がい福祉費、在宅障がい者援護事業の施設通所者交通費補助金は利用者の増加によるものです。自立支援給付事業の自立支援医療給付補助金は、生活保護受給者の利用が当初想定から増加したことによるものです。自立支援給付費は障害福祉サービスの利用者が増加したことによるものです。  老人福祉費、在宅高齢者生活支援事業の消耗品費は紙おむつの利用者が増加したことに伴うものです。  22ページ、23ページもあわせてお願いいたします。  国保特別会計繰出金、後期高齢者医療特別会計繰出金、並びに介護特別会計繰出金はそれぞれ特別会計の事務費、給付費などの補正により、一般会計が負担する繰出金の変更が必要になったことによるものです。  児童福祉費です。児童福祉総務費、学童保育所維持管理経費の学童保育所運営委託料、及び民間学童保育事業補助金は、国の補助基準額が改正されたことによる増額です。民間保育所施設等整備費補助金は中里キッズクラブ拡張工事が実施されなかったことによるものです。子育て支援対策事業の旧国立小児病院跡地広場樹木伐採等委託料は、入札により経費が確定したことによる減額です。  児童給付費、子ども・子育て支援給付経費の教育・保育給付費は保育所等の利用者が当初見込みより減少したことによるものです。児童手当支給事業の児童手当は、支給対象児童数が当初見込みよりも減少したことによるものです。  幼稚園費、私立幼稚園教育推進事業の私立幼稚園就園奨励費補助金は、令和元年10月から幼児教育・保育の無償化が始まり、対象期間が1年間から4月から9月までの半年間に短縮されたことにより減額するものです。  衛生費の保健衛生費です。保健対策費、健康診査事業の成人歯科検診委託料は受診者数が当初見込みより増加したことによるものです。肝炎ウイルス検診委託料は受診者数が当初見込みより減少したことによるものです。  環境保全費です。環境保全対策費、環境保全推進事業の合併処理浄化槽設置整備補助金は申請件数が新設1件で確定し、当初見込みより減少したことによるものです。ごみ処理広域化推進事業の粗大ごみ破砕処理場処理負担金、リサイクルプラザ処理負担金、環境事業センター処理負担金、リサイクルセンター運営費負担金は平成30年度分負担金の精算によるものです。  24ページ、25ページをお願いいたします。  清掃費です。塵芥処理費の最終処分場施設運営事業、及びし尿処理費、し尿処理事業はすべて入札により経費が確定したことによる減額です。  農林水産業費の農業費です。農業委員会費、遊休・荒廃農地対策事業の遊休・荒廃農地対策事業補助金は、申請件数が当初見込みより増加したことによるものです。  農業振興費、農業振興事業の台風等災害緊急支援事業補助金は9月、10月の台風により町内の農業用ハウスに被害が発生したため、その復旧費に対し補助を行うものです。有害鳥獣対策事業の協力者謝礼は、イノシシの捕獲数が当初見込みより増加したことによるものです。農作物鳥獣害防除対策補助金は一般会計補正予算(第3号)において増額させていただきましたが、その後も申請件数が想定以上に増加したことによるものです。  林業費です。林業振興費、松くい虫被害対策自主事業の被害木伐倒駆除及び松枯れ防止剤注入委託料は、入札により経費が確定したことによる減額です。  商工費の商工費です。商工振興費、中小企業金融対策事業の中小企業信用保証料補助金は町融資制度の金利を引き下げるなどの制度拡充により利用者が増加したことによるものです。  26ページ、27ページをお願いいたします。  土木費の土木管理費です。土木総務費は地籍調査事業補助金、駅南口駐車場使用料等の歳入補正に伴う財源補正です。  道路橋りょう費です。道路維持費の道路維持管理経費、及び道路新設改良費の狭あい道路等拡幅整備事業は、すべて入札により経費が確定したことによる減額です。  都市計画費です。都市計画総務費、耐震診断等事業の居住用木造建築物耐震診断補助金、居住用木造建築物耐震改修工事補助金、ブロック塀等撤去補助金、及び住宅リフォーム等助成事業の住宅リフォーム等補助金は申請件数が当初見込みより減少したことによるものです。駅周辺整備計画事業の(仮称)駅北口駐車場整備工事は、入札により経費が確定したことによる減額です。  公園費、公園等維持管理運営経費の機械器具費は、刈払機等が老朽化し、故障していることから更新するものです。  消防費です。常備消防費、高規格救急自動車購入事業はすべて入札により経費が確定したことによる減額です。  28ページ、29ページをお願いします。  教育費の教育総務費です。教育振興費、教育相談・教育支援室事業の手数料は、就学前心理検査の人数が当初見込みより増加したことによるものです。教育振興経費、学校間ネットワーク推進事業、ICT教育推進事業は、すべて入札により経費が確定したことによる減額です。  小学校費です。学校管理費、小学校共通施設管理運営経費の通信運搬費は、学校から保護者等の携帯電話への通話回数、時間数が当初の見込みより増加したことによるものです。二宮小学校教育施設整備事業の保健衛生備品購入費は、12月に実施した点検の結果、聴力検査に使用するオージオメーターに不具合が見つかったことによる更新費用です。  中学校費です。学校管理費、中学校共通施設管理経費の通信運搬費は小学校と同様の理由による増額です。  社会教育費です。生涯学習振興費、生涯学習センター管理運営事業の施設総合管理委託料は、入札により経費が確定したことによる減額です。  保健体育費です。体育施設費の山西プール施設管理運営事業、及び町民温水プール施設管理運営事業は、すべて入札により経費が確定したことによる減額です。  学校給食費、学校給食施設管理運営経費の光熱水費は夏季の暑さの影響により電気代が増加したことによるものです。その他、委託料並びに庁用車購入費は入札により経費が確定したことによる減額です。  30ページ、31ページをお願いいたします。  一般経費の調理・配送及び配膳委託料は、入札により経費が確定したことによる減額です。  公債費です。元金、町債償還元金の償還元金は本年度中に利率見直しされたものの利子が想定利率より低かったため、元利均等償還であることから、結果として元金分が増額となったものです。町債償還利子の償還利子は元金同様、想定利率が見込みより低かったこと、また平成30年度に起債予定であった小中学校空調設備整備事業債、及びし尿等下水道投入施設改修事業債の一部を令和元年度へ繰り越し、起債しなかったことによる減額です。  予備費ですが、本補正により16万3,000円を減額して、3,550万1,000円とするものです。  以上が、歳入歳出の事項別明細の説明です。  次に、32ページ、33ページをお願いします。給与費明細書です。  1の一般職の(1)総括です。比較の欄をごらんください。職員手当が42万円の減額で、合計も42万円の減額となります。職員手当の内訳は下の表のとおりです。  (2)給料及び職員手当の増減額の明細です。職員手当は職員の扶養親族の異動や転居等に伴い、42万円の減額です。  (3)給料及び職員手当の状況です。  アの職員1人当たり給与は、令和2年1月1日現在での補正後、補正前の比較です。  イの特殊勤務手当につきましては、記載のとおりの比率となります。  34ページ、35ページをお願いいたします。継続費についての調書になります。  上段、埋蔵文化財発掘調査事業(新庁舎整備事業)は廃止となります。  下段、(仮称)駅北口駐車場整備事業は執行額の確定に伴い、令和元年度の年割額が変更となります。  36ページ、37ページをお願いします。地方債の調書です。  表の一番下の合計欄をごらんください。当該年度中の記載見込額を3,330万円減額し、補正後の額の合計を12億1,550万円とするものです。また、当該年度中元金償還見込額を88万1,000円増額し、補正後の額の合計を6億1,299万3,000円とするものです。これにより当該年度末現在高見込額については、補正前の77億4,096万8,000円から、補正後の額を77億678万7,000円とするものです。  以上で説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 81: ◯議長【野地洋正君】 これより質疑に入ります。 82: ◯議長【野地洋正君】 露木議員。 83: ◯8番【露木佳代君】 ちょっと聞き漏れとかもあるかもしれませんが、順番にお聞きしようと思います。  全体としてというか、保育関係で対象者が減ったりという、見込みとずれたというお話がありました。その辺にかかわっているのが幾つかありましたけれども、どの程度の見込みを立てて、何%ぐらいずれてしまうというか、その辺のずれが。ですから、対象者が何人と見込んで、結果、何人だったという言い方でもいいのですけれども、幾つかあったので、全体のお話をしていただけたらと思いました。  それが、逆に今度、高齢者の関係になると、対象者が増えていて、見込みより増えたから増額みたいなものもあったので、そちらもお願いします。  それから15ページ、市町村自治基盤強化総合補助金ということで、額も大きかったので、対象事業が減りましたということだったんですが、町への影響というか、その辺をもう少しお聞かせいただきたい。  あと、埋蔵文化財のところですけれども、これは基本設計の部分が予算から取り除かれたりとか、あと補正が否決されたりとかという中で、事業が執行できなかったということだと思うのですが、これはやはりこの時期じゃないと補正にならないものなんでしょうか。6月に補正で否決されていて、事業ができないという見込みはもう少し前に見えてくるような気がして、例えば9月とか12月に補正をすることはなく、やはりこの3月になってしまう理由というのはあるのでしょうか。  19ページの組合の負担金が増えたのは、退職予定者が増えましたということでした。個人情報なのですが、ちょっとその背景をお聞かせいただきたい。言える範囲でお願いします。  それから、27ページ、耐震診断のところです。これもやはり見込みより減っているというところでは、どの程度の見込みを立てていて、どのくらい減ってしまったのか、また周知はどのようにされたのか、お聞きします。  それと小学校と中学校の通信費、携帯電話の件で増えたというお話でしたが、理由はわかったのですが、その背景、そこをお聞きしたいです。  それから、31ページの給食費の調理・配送及び配膳委託料が入札によって減になりましたということだったのですが、ちょっと額がわりと大きい、こんなに入札で落ちるんだなと思うのですが、そもそもの見込み額とどれぐらいの差があったのかなというところをお聞きします。  以上です。 84: ◯議長【野地洋正君】 露木議員、1つ目の質問の幼・保云々というところなんですけれども、幼稚園生・保育園生就学と学童みたいなところで分けて答弁をしていただくということでよろしいですか。イメージとしてですけれども。             (「そうですね」との声あり) 85: ◯議長【野地洋正君】 では、順次、答弁をお願いいたします。 86: ◯議長【野地洋正君】 子育て・健康課長。 87: ◯子育て・健康課長【神保和美君】 保育の事業の関係で、人数の見込みということなんですけれども、今回の補正で言いますと、23ページの子ども・子育て支援給付経費の中に教育・保育給付費というのがありますけれども、こちらは保育園、認定子ども園等にお支払いする運営費の金額でして、こちらについては、園の定員、認可の定員ですとか、お子さんの年齢によって、あと市町村の規模とかにもよって単価が変わってくるもので、お子さんが小さければ小さいほど単価が高くなってくるものなんです。こちらについても、確かに人数が見込みより少なかったというお話なんですけれども、こちらについては全体に結果的には少ないのですけれども、中身ですね、お子さんが小さければ単価が高いので、その辺の人数のバランス、今回については、みちる愛児園の中里ナーサリーができたことによって、みちる愛児園ってもともとあって、あと中里ナーサリーができて、その前に駅前にも小規模の保育園があります。みちる愛児園は分園として駅前の保育園を持っていまして、ただ中里ナーサリーができたことによって、今度、中里ナーサリーの分園が駅前の分園になって、本園がみちる愛児園から中里ナーサリーに変わったのですけれども、それによって運営費の単価がちょっと違ってきてしまっているというのもありまして、あと中里ナーサリーの人数も当初見込んだものより少なかったもので、その辺の関係と、あと民間の保育所の低年齢児の人数が当初より少なかったというようなこともありまして、全体的に減額するような形になっております。  人数的に言いますと、延べ人数で言いますと、当初の見込みで4,188人を見込んでいたところが、3,641人というような形で、5,000万円の減額ということにさせてもらっております。あと、その人数の関係で言いますと、23ページの児童手当のほうも関係してくると思います。こちらも毎年この時期に、やはり人数が確定して減額させていただいていますけれども、こちらも人数で言うと、当初、これも延べ人数になりますけれども、12カ月分を掛けていますので、当初が3万4,168人見ていたところを、実際、3万2,358人ということで、こちらは実人数にすると150人ほど差が出ています。こちらも児童手当なので、出生数ですとか、転入者を見込んで出していますけれども、やはりこちらは年間で6月と10月と2月の年3回お支払いがあって、2月分のお支払いというのがなかなか時期として補正をかける前に払うものになってしまいますので、こちらも多少多めに人数を見させていただいているようなところです。 88: ◯議長【野地洋正君】 健康福祉部長。 89: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 高齢者の関係ということでして、高齢者については、消耗品で在宅の高齢者のおむつの費用が上がっています。こちらは当初予算では年間で延べ571人分見込んでいたところを、補正予算では669名の見込みということで、プラス98名、人数でいくと17%の増ということでございます。 90: ◯議長【野地洋正君】 財務課長。 91: ◯財務課長【二宮雅巳君】 私からは県補助金の自治基盤強化総合補助金の件についてお答えいたします。  今回、大きな減額となりましたが、主にこの影響を受けているのが橋りょう長寿命化修繕工事ということで、JRをまたいでおります川匂橋のところの工事でございます。  原因といたしましては、当初予算編成段階におきまして、事業費は出ているのですけれども、補助金を算定する上で控除すべき財源というものがございます。その控除すべき財源が、当初予算編成段階と年度に入ってから、我々のほうでも想定がはずれた部分が正直ございまして、想定以上に控除すべき金額が大きかったということで、補助金がその分、下がってくるのですが、ご質問に影響はということだったと思うのですが、事業そのものの執行に影響は特にございませんので、工事自体は順調に進むものと考えております。 92: ◯議長【野地洋正君】 企画政策課長。 93: ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 私のほうからは、埋蔵文化財の補正の時期ということで、まず埋蔵文化財の仕組みというか、建築をするときに、基本設計をしていないと埋蔵文化財の調査ができないというわけではないので、基本設計の補正が否決されていても、埋蔵文化財の調査はできるんです。  ただ、埋蔵文化財のどこを掘るかというのが、建物を建てるところを掘りますから、6月の時点では基本計画の案の中で第一駐車場というのをお示しして、第一駐車場のどこの部分に建物が建つかというのはまだ決定していなかったので、調査はできなかった。  実際に、各20地区とかにお話を伺いに行ったりですとか、県の洪水浸水想定区域ですとかが出たということで、町として基本計画を白紙に戻しますという最終決定をしたのが12月の全協のとき、12月の議会終了後になると思うので、そうすると、このタイミングが一番最短で補正ができるタイミングなのかなというふうに考えています。 94: ◯議長【野地洋正君】 総務課長。 95: ◯総務課長【西岡英明君】 それでは、私のほうからは職員の退職手当組合の負担金に関することについてご回答させていただきます。  これについては、定年退職以外の、いわゆる自己都合の退職でありまして、特別負担金というものが生じる職員の自己都合退職ということで、組合のほうの負担金を増額をさせていただいているということでございます。 96: ◯議長【野地洋正君】 都市整備課長。 97: ◯都市整備課長【宮下雅光君】 耐震関係ですが、まず実績見込みということなんですけれども、耐震の診断、こちらは10件見込んでおりましたところ、1件の実績。それと改修の工事の補助金につきましては、3件中2件の見込みです。  あと、周知につきましては、固定資産税の納付の通知書のほうにもそういった制度のお知らせだとか、あとホームページ、広報等によっても周知をさせていただいているような状況です。(「10件のうち、何件と……」との声あり)  耐震診断ですね、こちらは10件を見込んでいるところ、1件の実績です。 98: ◯議長【野地洋正君】 教育総務課長。 99: ◯教育総務課長【下條博史君】 まず、小中の通信費の増の背景についてです。ご承知のとおり、今、緊急連絡先として、携帯の電話を指定される保護者さんが非常に多くなっておりまして、我々も携帯電話の安くなるプランとかも探してはいるのですが、なかなか理にかなったプランがない中で、この携帯電話への電話回数が非常に増えているというところが一番大きな背景であります。  また、留守電などに入れたとしても、なかなかご返信いただけない家庭などが多いというのも、学校が今、頭を痛めているというところで、例えば昨年の10月、令和元年10月と平成30年10月の比較ですと、全体で電話の回数が94回、5校で増えていると、前年比ですね。ということで、かからなければ、こちらもかけるわけですから、そういったことで通信費が増えているというのもあります。  あと、配膳委託についてです。配膳委託につきましては、ご承知のとおり、入札による減が大きかったということですけれども、乖離の額としては、予定価格と落札価格との金額の差が、税抜きでおおむね5,560万円ぐらいということで、79.04%の落札率ということになっております。  ただ、これは前もって予算策定の段階で、我々の担当者が学校給食を扱っている数社に聞き取りなどをした上で算定した金額であるということと、実際、入札の経過なんですけれども、7社の応札がありました。その中で4社の会社が予定価格より下回ったという中で、3社はそれを上回っていたということで、そこはバランスがいいのか悪いのか、よかったのかなという中で、7社の平均を出すと、おおむねこちらの予定価格とほぼ近い数字になるというところで、適切な入札であったと思っているところです。 100: ◯議長【野地洋正君】 露木議員。 101: ◯8番【露木佳代君】 さっきの総務の退職者の話は、これは何名分でしょうか。  それから、さっきおむつの件を説明していただきましたけれども、私のほうで勘違いで、障がい者のほうの対象者が増えていますね。その辺、利用者増とおっしゃっていたので、それは21ページですね。その辺をもう1回教えてください。
     子ども関係の人数なんですけれども、ちょっと延べ人数だったりして、感覚がいまいちつかめないところがあるんですが、やはり子どもは減っているんでしょうかということをお聞きします。  それから、耐震診断、見込みと大分ずれたかなという気はしています。周知もされているということなんですけれども、それにしても10件中1件というのは、どういうご見解をお持ちか、お聞きしたいです。何が足りなかったのかとか、その辺。  あと、通信費なんですが、これは電話は学校の電話から電話しているわけですよね。今、携帯から携帯って無料だったりするじゃないですか。そういう検討の仕方ってないのかなというところをお聞きします。  以上です。 102: ◯議長【野地洋正君】 総務課長。 103: ◯総務課長【西岡英明君】 自己都合の退職者の予定ですけれども、1名の予定でございます。 104: ◯議長【野地洋正君】 福祉保険課長。 105: ◯福祉保険課長【小笠原純二君】 それでは、障がい者の関係になりますが、21ページ目のところ、民生費の障がい福祉費のところです。在宅障がい者援護事業、施設通所者の交通費の補助のところなんですが、こちらですが、社会福祉施設に創作活動であったり、生産活動などの機会の提供を受けるために通所するような方への交通費の半額補助しているものです。  予算を立てたときなんですが、平成29年度の決算の額と、それから30年度の見込み額を平均しまして算出をしました。そのとき36名ということで予定しておりましたが、実際、今年度の見込みとしましては42名ということで、6名ほど増加というふうな見込みがありますので、増額の補正のほうをさせていただきたいというふうに思っております。  その下のところで、自立支援給付事業の自立支援医療給付の補助のところなんですが、こちらのほうは更生医療という内容で大きな変更がございました。こちらの更生医療ですが、身体障がいを軽減・除去、あるいは進行を防ぐための医療についての補助になるのですが、大部分の方は人工透析の方になります。予定としましては、生活保護の4名の方を予定しておりました。ほかの医療保険に入っていらっしゃる方の場合は、その医療保険の分から医療費が出たりするのですが、生活保護の方に関しては、町のほうで全額ということになりますので、ここがお1人増えております。人工透析は大変金額が高くなりまして、1人当たり約500万円程度ということになりますので、今回、増額補正ということでお願いをしたいということで提案をさせていただいているところです。  それから、自立支援給付費のところなんですが、こちらはサービスの内容が非常に多岐にわたっておりまして、項目によって増えていたり減っていたりということがあるのですが、その中で、特に伸びの大きなものとしては3つほどございました。生活介護、日中の食事や入浴などの介助ですとか、日常生活上の支援など、そういった機会の提供ということなんですが、こちらの生活介助のほうが当初見込み62名の方を予定していたのですが、実際は64人、お二人ほど増加しております。1人当たりですと270万円ほどかかりますので、この部分の増額が514万円少々伸びております。  それから、共同生活援助、これはいわゆるグループホームの入所ですね、こちらに関しまして、この入居に対する相談ですとか、いろいろな介助、日常生活上の援護を行う経費になるのですが、こちらのほうが19人見込んでいたのですが、6人ほど多くなりました。1人あたり160万円ほどかかりますので、こちらのほうも大幅な、1,092万円程度増額になっております。  もう1つ伸びが大きなものとしては、就労継続支援のA型ということで、雇用契約に基づきまして就労の機会を提供するというもので、一般就労に向けて支援を行っているものになるのですが、こちらのほうが3名の方を予定していたのですが、実際は増加が5人ということで、合計で8名の方がご利用になっています。お1人当たりの年間利用額ですと、142万円ぐらいというふうになりますので、全体としては600万円ちょっと増額というふうになっております。  逆に、減少の大きいところとしては、療養介護であったり、就労移行支援、一般就労へ向けての事業者や企業内での実習などの支援にかかる経費、それから就労継続支援のB型ということで、雇用契約を結ばずに就労や生産活動の機会を提供するという、そういった補助の事業になります。こういったものが減少がちょっと大きかったんですが、トータルとしては、増額ということでお願いできればということで提案をさせていただいております。 106: ◯議長【野地洋正君】 教育総務課長。 107: ◯教育総務課長【下條博史君】 通信費の件については、議員のおっしゃるとおりかと思います。過去に私どもの担当もそういった検討をした経過があるというのを私は聞いていまして、そのときは固定電話に加えて、端末を1つ増やすわけですね、携帯の。この契約料がおのずと5校発生してしまうということで、あまり優位なものではなかったというような結果だったというのは聞いているのですが、今、いろいろなプランも増えている中で、まして携帯への電話連絡先というのが増えているので、いま一度こういったことは検討していきたいと考えております。 108: ◯議長【野地洋正君】 子育て・健康課長。 109: ◯子育て・健康課長【神保和美君】 子どもの人数ということですけれども、お子さんの人数は年々減ってきております。出生数だけで見ますと、平成30年度は大体140名ぐらい出生で生まれています。今年度については、まだ2月、3月が出ていませんけれども、おそらく130人ぐらいではないかと見込んでおります。 110: ◯議長【野地洋正君】 都市整備課長。 111: ◯都市整備課長【宮下雅光君】 先ほどの耐震診断改修工事ということなんですけれども、町のほうもいろいろと工夫をさせていただいた中で、周知はさせていただいております。  現状といたしましては、対象建築物、昭和56年5月以前の建築物を対象としておりまして、現実的には、今まで継続しておりますけれども、毎年かなりばらつきはあります。多い年もあれば、少ない年もあるというところなんですが、対象の建築物をお持ちになられている方、こちらがやはり高齢化ということもありますので、実際、利用はされなくても窓口で相談をされる、こういったこともあるのですが、実際、診断までつながらない。診断していただきますと、当然、耐震の改修工事につなげて一般住宅の耐震化を図るということなんですが、なかなかそういったところの経済的な事情だとか、そういったものも含めて、非常に難しい現状があると思っております。  一応、10件ということなんですけれども、より多く耐震化を図るということで、診断を10件として、工事のほうはそのうち3件分ぐらいでも拾えればというところで予算のほうを計上させていただいているような状況です。 112: ◯議長【野地洋正君】 露木議員。 113: ◯8番【露木佳代君】 15ページの先ほどの財務課長の自治基盤の部分ですね、控除すべきものが変わったということだったんですけれども、今後というのはどうなんですかね。やっぱりそうやって変わってきてしまうものなのでしょうかというのを最後にお聞きします。  それと、先ほどの障がい者の件で、人数が増えましたということでご答弁いただきましたけれども、使いやすくなったという部分もあるのでしょうか、対象という意味で。  最後、もう1つ、耐震診断の件は、なかなかお金がかかることなので、一歩踏み出せない方もいらっしゃると思うんです、高齢の方で。これからそういう方、できるだけ耐震診断してもらってという希望的数、10件をこれからも進めていくのか、より現実的な部分で、この見込みを減らしていくのかというところは非常に難しい判断があると思うのですが、今のところ対象件数というか、見込みを減らさない形で、周知を徹底していく方向なんでしょうか。 114: ◯議長【野地洋正君】 都市整備課長。 115: ◯都市整備課長【宮下雅光君】 現状といたしましては、耐震化改修促進計画も持っておりますので、やはり一般住宅の耐震化というのも図って町の中の安全というものも確保していかなければいけないと思いますので、現状のところは、まずそういった診断のところから踏み込んで、一般住宅のほうの改修工事につながるような周知だとか、そういったところは工夫をしていければと思っております。 116: ◯議長【野地洋正君】 財務課長。 117: ◯財務課長【二宮雅巳君】 自治基盤強化総合補助金の件ですが、制度としては、年々、神奈川県も見直し等を図っております。我々、市町村のレベルで印象を申し上げますと、少しずつですが、対象事業とかが絞られつつあるのかなというような印象は受けております。  そういった情報を、早めに我々もリサーチする努力はしなければならないのかなと考えておりますが、なかなか難しい部分も正直ございますので、今後の課題と考えております。 118: ◯議長【野地洋正君】 福祉保険課長。 119: ◯福祉保険課長【小笠原純二君】 障がいのサービスについて、使いやすくなったかどうかという点なんですが、サービスそのものが大きく変わったりということはないんですけれども、相談事業所であったり、町の窓口であったり、なるべく詳しくその方のご様子をお伺いして、少しでも合ったものを見つけようということで、いろいろなところから情報を得ている中で、丁寧に対応させていただいているということが1つあるかなと思います。  また、先ほど通所のところで、交通費の補助のところなんですが、精神障がいの方のご利用が増えているということがあります。法律が変わってから、社会参加を積極的に進めていこうという、そういうものが実際に利用される方にも浸透してきているところもあるのではないかというふうに考えております。 120: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 121: ◯9番【渡辺訓任君】 それでは、15ページの県補助金、先ほどから話が出ていますけれども、市町村自治基盤強化総合補助金について、これは地方創生との関連でこの補助金が払われているケースが多かったと思うのですけれども、町でも、例えばシティプロモーションとか、あと一色の再生協議会の事業があったと思います。そちらとの関連はなかったということで理解していていいでしょうか。それが1点目です。  それから、23ページ、一番下の環境保全対策費、ごみ処理広域化推進事業については、平成30年度の事業実績の精算ということだったのですが、処理量全体が少なくなって、広域の事業としての処理量が少なくなってこういうことで減ったのか、それとも二宮のほうが、例えばごみ処理量、ごみの持ち出し量が減って、持ち分割合というか、それが減ったことによって、最終的にこういう負担金が減ったのか、その辺の事情についてお聞かせください。  あと、25ページの農業振興費、農業振興事業です。台風等災害緊急支援事業ということで、農業用ハウスの被害の復旧に当たったということなんですが、これは施設全体にこの補助金が適用されたんじゃないかと思うのですけれども、これで二宮での19号、15号の施設の台風被害というのは、これだけだったのか。ここにとどまっていたのか。もちろん農産物への被害はあったと思うのですが、施設の被害はここで捕捉されているだけなのか、その辺について教えていただきたいと思います。  それと、もう1点、確認なんですけれども、21ページに戻らせてください。障がい者の医療給付についてです。先ほど生活保護者のほうの透析の負担のことがあったんですが、これはやはり町の負担分もあるということでいいんですか。それとも国・県が全部負担してくれるわけではなくて、町のほうも負担があるという、そういうことで、負担割合があれば、教えてください。 122: ◯議長【野地洋正君】 財務課長。 123: ◯財務課長【二宮雅巳君】 自治基盤強化総合補助金に関してお答えいたします。  議員ご指摘のとおり、地方創生推進事業も補助対象となっておりますが、令和元年度におきまして、二宮町としては2つの事業を申請対象として当初考えておりました。1つ目は、「にのみやLife」全国展開プロモーション事業、もう1つが東大果樹園跡地の活用事業、この2つでございました。しかしながら、このプロモーション事業については、予算編成段階では県と調整している中で、今までとちょっと趣向を変えて事業をやっていくということで、もらえるんじゃないかということで考えておりましたが、最終的には採択されませんでした。  ただ、今回の補正に関して申し上げれば、先ほど露木議員にご説明したとおり、大半が橋りょうの関係の影響額であったと申し添えておきたいと思います。 124: ◯議長【野地洋正君】 生活環境課長。 125: ◯生活環境課長【和田隆彦君】 それでは、ごみ処理広域化の負担金についてご説明申し上げます。  先ほどごみ処理の負担金については、平成30年度の精算金による増減があったということでご説明申し上げます。全体のごみ量としましては、1市2町ともにごみ処理量自体は減少傾向にございます。二宮町だけ特別に減ったということはございませんので、3つの市町が同じような感じで減ってきているので、その割合よりも、どちらかといいますと、対象経費と言いまして、対象となる経費が予算時に比べて、決算時で減少して、あるいはリサイクルしないと逆に上がっている、そういったところで精算金が生じているということでございます。 126: ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 127: ◯産業振興課長【石原慎也君】 農業振興事業の台風被害の関係でございます。こちらにつきましては、農家さんへの回覧等で周知のほうをさせていただいたところ、今回、この補助対象ということで、2件上がってきてはございます。それ以外にも、軽微なものということで、1件お話はあったんですけれども、そちらに関しては補助の対象にはならないということで、そのような状況になってございます。 128: ◯議長【野地洋正君】 福祉保険課長。 129: ◯福祉保険課長【小笠原純二君】 医療費の関係です。更生医療、それから育成医療に関しましては、国のほうから2分の1、県のほうで4分の1の補助がございます。 130: ◯議長【野地洋正君】 財務課長。 131: ◯財務課長【二宮雅巳君】 済みません、先ほどの自治基盤強化総合補助金の説明、一部訂正をさせていただきます。  地域創生推進事業、2つの事業と申し上げましたが、失礼しました、3つございました。  あともう1つは、一色再生協議会が行っている事業に対する補助金を申請しておりまして、こちらは採択されてございます。 132: ◯議長【野地洋正君】 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 133: ◯議長【野地洋正君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第9号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 134: ◯議長【野地洋正君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第9号は原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後1時5分から始めます。                           午後0時02分 休憩    ────────────────────────────────                           午後1時05分 再開 135: ◯議長【野地洋正君】 休憩前に引き続き会議を開きます。    ────────────────────────────────    日程第9 議案第10号 令和元年度二宮町国民健康保険特別会計補正                予算(第3号) 136: ◯議長【野地洋正君】 日程第9「令和元年度二宮町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」町長提出議案第10号を議題といたします。 137: ◯議長【野地洋正君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 138: ◯議長【野地洋正君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 139: ◯町長【村田邦子君】 議案第10号の提案理由を説明いたします。「令和元年度二宮町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」ですが、第1条において既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ6,217万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ32億1,154万5,000円とするものです。  内容につきましては健康福祉部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 140: ◯議長【野地洋正君】 健康福祉部長。 141: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第10号についてご説明申し上げます。  6ページ、7ページをお願いします。事項別明細書の説明をさせていただきます。  歳入です。県支出金です。県補助金、保険給付費等交付金、普通交付金の減は、歳出の医療費見込みに合わせて減額するものです。特別交付金の減は特定健診等負担金の確定によるものです。  財産収入です。財産運用収入、利子及び配当金、国民健康保険財政調整基金利子収入の増は、基金を定期預金として得た額を増額するものです。  繰入金です。他会計繰入金、一般会計繰入金、保険基盤安定繰入金の増、及び財政安定化支援事業繰入金の増は、繰入金の確定によるものです。  8ページ、9ページをお願いします。  歳出です。保険給付費です。療養諸費、一般被保険者療養給付費、及び退職被保険者等療養給付費の減は、医療機関等へ支払う医療費が落ち着いていることにより減額するものです。  高額療養費、退職被保険者等高額療養費の減は、医療費が落ち着いていることに加え、被保険者数の減少により減額するものです。  国民健康保険事業費納付金です。国民健康保険事業費納付金の補正はありませんが、繰入金補正の関係で財源内訳が変更となるものです。  保健事業費です。特定健診等事業費、特定健診等事業費、特定健診等事業の特定健診委託料、及び特定健診データ入力委託料の減は事業費の確定によるものです。  基金積立金です。基金積立金、基金積立金、国民健康保険財政調整基金利子収入積立金の増は、定期預金の利子を基金へ積み立てるものです。  10ページ、11ページをお願いします。  予備費です。本補正に伴い819万1,000円を増額し、予備費総額を1,369万7,000円とするものです。  以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 142: ◯議長【野地洋正君】 これより質疑に入ります。 143: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 144: ◯9番【渡辺訓任君】 それでは、9ページの3国民健康保険事業費納付金、これの件です。881万7,000円が財源が入れかわっているのですけれども、これは保険基金安定繰入金が増加すると。先ほど一般会計のほうでも触れられておりましたけれども、要するに減額措置を受ける世帯数、加入者数が増えた。それが影響して、最終的に財源を入れかえるということになったという理解でよろしいでしょうか。  あと、その下に保健事業費がございます。特定健診事業の委託料が減っているわけですけれども、12月の補正だったと思うんですけれども、人間ドックの受診者が逆に増えたりしていますけれども、トータルで見たときに、そういった形で健康診断を受けられる方々の数は減ってしまったのか、それともやはり見込んでいたよりも増えたのか、その辺を教えてください。 145: ◯議長【野地洋正君】 福祉保険課長。 146: ◯福祉保険課長【小笠原純二君】 国保事業費納付金の財源の変更ということなんですが、こちらのほうに関しては、保険基盤安定繰入金、それから財政安定化支援事業繰入金の額が増額になったということで、こちらに関しましては、対象となる世帯の率、対象のところが増えたということと、あと保険税が多少上がっておりますので、それによってここの金額が上がりましたので、その分が特別会計のほうに来て、財源として充てているというふうな状況になっております。 147: ◯議長【野地洋正君】 子育て・健康課長。 148: ◯子育て・健康課長【神保和美君】 特定健診の関係ですけれども、こちらの減額は受診する人数が減ったことによるものの減になります。毎年、ここのところ、ちょっとずつ受診者は増えていたのですが、今年度については、大体いつも2,100人ぐらいの方が受診していただいていたのですけれども、今回、ちょっと予定で2,200人ぐらい受けていただけるかなと思っていたところ、1,897人の方が受けたということで、人数が下がったことによる減額になります。  9月補正等で人間ドックの補助金のほう、増額させていただいていますけれども、こちらはもともと特定健診を受けていなくて、人間ドックを受けている方に補助を出しているので、人間ドックが増えたから、こちらが減っているということではないと思います。 149: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。
    150: ◯9番【渡辺訓任君】 まず、財源の切りかえについてです。先ほど保険料が上がったということと、減額措置の対象の世帯が増えたという説明が課長からあったと思いますけれども、これは減額措置を受ける世帯が増えたというのは、保険料が上がったということに基づいたというふうに考えていいのでしょうか。  それから、もう1つ、特定健診受診者が減ったということですけれども、それについて、背景について考えておられるところはありますか。 151: ◯議長【野地洋正君】 子育て・健康課長。 152: ◯子育て・健康課長【神保和美君】 受診者が減っているというのは、大体、特定健診を受けていただける方は40から74歳までなんですけれども、大体60代、70代の方が受けていただける方が多いということで、その人たちが75歳になると、今度、後期高齢者のほうに移動するということで、40代の方がなかなか受診していただけないという部分がありますので、全体的に人数が減っているのかなというように今考えております。 153: ◯議長【野地洋正君】 福祉保険課長。 154: ◯福祉保険課長【小笠原純二君】 税額の増によって対象者の方が増えたかというと、なかなかそこまで言い切れないところもあるかなと思うのですが、令和元年度、医療費後期高齢者支援金分ということで、減額の対象になった方が45.8%、昨年度は45.3%ということでした。そこで、それほど率としては上がっていないのですが、やっぱり対象者の率としては上がっているかなというふうになります。  また、やはり単価が、税額が少し上がっているというところも影響しているかなというふうに考えております。 155: ◯議長【野地洋正君】 露木議員。 156: ◯8番【露木佳代君】 今回の補正なんですが、新型コロナウイルスの関係というのは、まだ今の時点では、特にこの額に影響していないのかなというところの確認と、あと役場としての対策とか、それから補正とはずれてしまうかもしれませんが、医師会とかが今どんな動きをされているとか、集まっていらっしゃるのかとか、あとは町内の状況、相談件数があるのかとか、そのあたりをお聞きしたいのと、あとは医療費、今後の医療費の見解というか、どのように変わっていくと見ているかを教えてください。 157: ◯議長【野地洋正君】 子育て・健康課長。 158: ◯子育て・健康課長【神保和美君】 今回のこの補正の関係につきましては、新型コロナウイルスの関係は特に入っておりません。  今、町の状況としましては、今日町の広報紙を配布しているのですけれども、そちらに手洗いとかせきエチケット、あとコロナウイルスに関する注意喚起のチラシを全戸配布させていただいているところです。  あとは、公共施設のほうにポスターと、あと手指消毒のアルコール、そちらのほうを置かせていただいているところです。  あと、医師会のほう、こちらも打ち合わせというか、医師会全体との話し合いというのはまだこれからなんですけれども、一応そういうことも今後やっていくという予定は入っております。 159: ◯議長【野地洋正君】 福祉保険課長。 160: ◯福祉保険課長【小笠原純二君】 医療費の関係については、ただいま申し上げましたとおり、新型コロナウイルスの関係については、この補正を見積もったときには想定されていなかったものになります。  ただ、補正につきましては、1月末現在のかかっている医療費に今後の見込み額を入れております。多少の余裕は持たせて補正をさせていただいておりますので、そちらのほうで対応が効けば、年度内、そちらで対応できればというふうに考えております。 161: ◯議長【野地洋正君】 子育て・健康課長。 162: ◯子育て・健康課長【神保和美君】 済みません、コロナウイルスの関係で、追加で答弁させていただきます。  あと、町のほうは、1月の終わりにホームページのほうを出させていただいて、県の相談窓口等を紹介させていただいています。その中で、町内の方からの問い合わせは数件ほどありました。こちらについては平塚保健福祉事務所と県のほうの窓口を紹介して、そちらに問い合わせしていただくようにご紹介しております。 163: ◯議長【野地洋正君】 福祉保険課長。 164: ◯福祉保険課長【小笠原純二君】 済みません、ちょっと1点、訂正をさせてください。  1月末現在にということで申し上げてしまったんですが、こちらの補正予算を作成していたのが年内になりますので、その状況に今後の医療費の見込みということで補正の額を算出しております。失礼しました。 165: ◯議長【野地洋正君】 政策総務部長。 166: ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 新型コロナウイルスの対策の関係ですけれども、今現在、危機管理対処方針というのを町のほうは持っております。こちらに基づいて、本格的な対策本部はまだ国の動向がはっきりいたしませんので、まだですけれども、そのための準備会という形で、各部長職以上が参集いたしまして、1度、会議を開いて、先ほど子育て・健康課長がご答弁申し上げたような内容の注意喚起等を行っているという状況でございます。 167: ◯議長【野地洋正君】 露木議員。 168: ◯8番【露木佳代君】 これから状況はどんどんひどくなっていくのかなというふうに思うのですが、今後の集まり方とか、その辺がもし決まっているのであれば、お聞きしておきたいというのと、あとは議会は、議会の議長の話にもなったりもするのですけれども、やっぱり傍聴者が今後入ってきたりとかもして、心配もあるわけなんですが、その辺の町の見解というのはやっぱり国に合わせたものになるのかなとは思うのですが、なかなかニュースなんかを見ていましても、今さらそんな初歩的な方針を出してきてどうするのとか思うところが結構あるので、率先して町のほうで危機感を持ってやれることをやっていただきたいと思うのですが、その辺に関して、もう少しお話をいただけるとありがたいです。 169: ◯議長【野地洋正君】 健康福祉部長。 170: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 先ほど政策総務部長からもありましたとおり、今、準備会というのを立ち上げました。これは役場庁内の部長級以上ですので、国のほうとか周辺の状況が変われば、適宜これを開催していきたいというふうに思っております。  また、医師会との話というのも、ある程度、予定されていますので、そういったところで医師会の先生方の情報などもいただいて、その内容によっては、やっぱり準備会等でいろいろ町の対応というのも考えていく必要もあるのかなというふうに思いますので、最新情報を得て、その都度やっていくというふうに考えていきたいと思います。 171: ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員。 172: ◯7番【小笠原陶子君】 私、9ページの保健事業費の特定健診の人数の減のことについて、ちょっと違う角度でお伺いしたいのですけれども、いつも私、言っていることなんですけれども、町の先ほどの回答だと、人数が減ったのは、74歳までが対象だが、団塊の世代が後期高齢者医療のほうに移行しているというのもあるのではないかというふうな分析だったのですけれども、私はこの私どもの町の特定健診を受けられる時期が夏の7月から10月までということで、とても暑い時期で、出かけていって、レントゲンを撮るときに、下着を外すと汗がびっしょりで、それでそこが冷房が効いていれば、冷たいまた下着を着るみたいな形になって、本当に暑い時期は避けたいというのが人の考える行動形態だと思っておりまして、例えば7月から10月を8月11月までにするなど、本当に暑い時期はできれば避けてほしいと思うのです。それに対して、町は暑い時期に健診に行かせるということが人数の減につながっているという考え方に関しては、どのようにお考えでしょうか。 173: ◯議長【野地洋正君】 子育て・健康課長。 174: ◯子育て・健康課長【神保和美君】 町の特定健診、確かに実施時期は7月から10月までの4カ月間になっております。確かに夏の暑い時期で、やはり受けていただける方は9月と10月に集中しているというのが事実は事実なんですけれども、こちらも期間が4カ月ということで、あまり長くても受診率ってそんなに伸びないと思っていて、そんなに延ばす必要もないかなとは思っているのですが、やはり4カ月という期間もどうなのかなというのは、この期間でずっと来ていますので、延ばしたいなという意向もありますけれども、こちらは中郡医師会にやっていただいている部分もあるので、そこも検討していきたいと思っています。 175: ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員。 176: ◯7番【小笠原陶子君】 7月と8月は特に日本はめちゃ暑いので、学校も夏休みになるぐらいに日本は暑いんですね。今は9月も本当に暑いんです。ですけれども、私は短くてもいいから、とにかく秋に移行してほしいというふうに思いますし、せっかく予算を上げて、それも31年度は、いつもは2,100人だけれども、2,200人を見込んだって、すごく前向きに予算をきちんと取って、皆さんに健康管理していただきたいと。やっぱり予防が、ひどくなってから手を打っても、特に糖尿とかは今増えていますし、ぜひ調べていただかなければならない中、これだけ残額が残っているというのはとても残念なことですよね。足りないんじゃないんですから。ですので、ぜひ秋のほうに、この日本の夏の暑さは尋常じゃなくなっていますから、そこのところをぜひ考えていただいて、いつも検討するって、何も検討していないので、課長、ぜひ前向きに考えてほしいし、医師会が、医師会がって言っていますけれども、その辺、どうでしょうか。 177: ◯議長【野地洋正君】 子育て・健康課長。 178: ◯子育て・健康課長【神保和美君】 確かに夏は暑い、冬になると、また今度は風邪の時期に入ってきまして、病院に患者さんがたくさんいる中に行くというのもどうなのかなというのもあるんですけれども、確かにそちらはちょっと前向きに検討していきたいと思います。 179: ◯議長【野地洋正君】 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 180: ◯議長【野地洋正君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第10号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 181: ◯議長【野地洋正君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第10号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第10 議案第11号 令和元年度二宮町後期高齢者医療特別会計                 補正予算(第3号) 182: ◯議長【野地洋正君】 日程第10「令和元年度二宮町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」町長提出議案第11号を議題といたします。 183: ◯議長【野地洋正君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 184: ◯議長【野地洋正君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 185: ◯町長【村田邦子君】 議案第11号の提案理由を説明いたします。「令和元年度二宮町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ2,702万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8億9,656万2,000円とするものです。  内容につきましては健康福祉部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 186: ◯議長【野地洋正君】 健康福祉部長。 187: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第11号についてご説明申し上げます。  6ページ、7ページをお願いします。事項別明細書の説明をさせていただきます。  歳入です。繰入金です。他会計繰入金、一般会計繰入金の減は保険基盤安定制度繰入金及び後期高齢者医療広域連合医療費繰入金、並びに後期高齢者医療広域連合事務費繰入金の減で、いずれも繰入金の確定によるものです。  諸収入です。雑入、広域連合健康診査事業補助金の減は事業費の確定によるものです。  8ページ、9ページをお願いします。歳出です。  後期高齢者医療広域連合納付金です。後期高齢者医療広域連合納付金の減は、医療給付費定率市町村負担金及び市町村事務費負担金、並びに保険基盤安定制度拠出金の減で、広域連合への負担金額の確定によるものです。  保健事業費です。健康保持増進事業費、健康診査費の健康診査委託料、及び健康診査データ入力委託料の減は、事業費の確定によるものです。  予備費です。本補正に伴い、21万円3,000円を増額し、予備費総額を2,021万8,000円とするものです。  以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 188: ◯議長【野地洋正君】 これより質疑に入ります。 189: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 190: ◯9番【渡辺訓任君】 同じく、健康診査事業、9ページについてです。先ほどの国保と同様に、こちらのほうの委託料も減っておりまして、ざっくり見ると、当初予算より2割ぐらい減っているのかなと。こちらについてはどのように見られていますでしょうか。この減少の背景。 191: ◯議長【野地洋正君】 子育て・健康課長。 192: ◯子育て・健康課長【神保和美君】 こちらの健康診査事業は、後期高齢者の方の健康診断ということで、75歳以上の方のものになります。こちらは受診率が結構高い数字というか、44%台をずっとキープしていて、今年度は45%ぐらいを行くかなというふうに見込んでおりましたが、実際のところ、前年より低い数字になって、43%の受診率ということで、こちらのほう、減額させていただいております。 193: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 194: ◯9番【渡辺訓任君】 先ほどの説明だと、後期高齢に入ってくる人が増えて、国保のほうが減っているんじゃないかという、そういう説明だったんですが、小笠原議員が指摘のように、本当にこの時期の問題も大きくかかわっているんじゃないかなという気もするんですよ。ですから、その辺も含めて、例えば運動会だって春と秋にするわけで、そういうふうな柔軟なやり方というのは検討できるものでしょうか。 195: ◯議長【野地洋正君】 子育て・健康課長。 196: ◯子育て・健康課長【神保和美君】 先ほどもちょっとお話しさせていただきましたけれども、こちらの後期というか、特定健診のほうは税金の課税・非課税によって自己負担額を変えていたりしますので、そこの部分がありまして、開始が7月からになってしまいます。終わりの10月というのも、やはり11月に今度、高齢者のインフルエンザの予防接種のほうを病院でお願いしておりまして、そちらも人数が結構たくさんの方が来られるというのもありまして、そういうものもいろいろ考えると、7月から10月が今のところはベストかなというところでやらせていただいておりますが、議会のほうからも、今回だけではなく、以前からも言われておりますので、そちらは前向きに検討していきたいと思います。 197: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 198: ◯9番【渡辺訓任君】 後期高齢者もあわせてということでよろしいでしょうか。 199: ◯議長【野地洋正君】 子育て・健康課長。 200: ◯子育て・健康課長【神保和美君】 後期高齢者もあわせて、期間のほうは検討させていただきます。 201: ◯議長【野地洋正君】 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 202: ◯議長【野地洋正君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第11号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 203: ◯議長【野地洋正君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第11号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第11 議案第12号 令和元年度二宮町介護保険特別会計補正予                 算(第3号) 204: ◯議長【野地洋正君】 日程第11「令和元年度二宮町介護保険特別会計補正予算(第3号)」町長提出議案第12号を議題といたします。 205: ◯議長【野地洋正君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 206: ◯議長【野地洋正君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 207: ◯町長【村田邦子君】 議案第12号の提案理由を説明いたします。「令和元年度二宮町介護保険特別会計補正予算(第3号)」ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ9,564万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ25億8,153万8,000円とするものです。  内容につきましては健康福祉部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 208: ◯議長【野地洋正君】 健康福祉部長。 209: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第12号についてご説明を申し上げます。  6ページ、7ページをお願いいします。事項別明細書の説明をさせていただきます。  歳入です。国庫支出金です。国庫負担金、介護給付費負担金の現年度分は、介護サービス給付費の減額に関連して、国が負担すべき20%分を減額するものです。  国庫補助金、調整交付金の現年度分は介護サービス給付費の減額に関連して、国が負担すべき3.5%分を減額するものです。  地域支援事業介護予防交付金の現年度分は、介護予防・生活支援サービスの増額に関連して、国が負担すべき25%分を増額するものです。  保険者機能強化推進交付金は、内示に伴い増額するものです。
     システム改修費補助金は、特定個人情報データ標準レイアウトにかかる改修費が対象となるもので、補助率は3分の2です。  支払基金交付金です。支払基金交付金、介護給付費交付金の現年度分は介護サービス給付費の減額に関連して、支払基金が負担すべき27%を減額するものです。  地域支援事業支援交付金の現年度分は、介護予防・生活支援サービスの増額に関連して、支払基金が負担すべき27%分を増額するものです。  県支出金です。県負担金、介護給付費負担金の現年度分は、介護サービス給付費の減額に関連して、県が負担すべき12.5%分を減額するものです。  県補助金、地域支援事業介護予防交付金の現年度分は、介護予防・生活支援サービスの増額に関連して、県が負担すべき12.5%分を増額するものです。  繰入金です。他会計繰入金、介護給付費繰入金の現年度分は、介護サービス給付費の減額に関連して、町が負担すべき12.5%分を減額するものです。地域支援事業介護予防繰入金の現年度分は、介護予防・生活支援サービス事業の増額に関連して、町が負担すべき12.5%分を増額するものです。一般会計繰入金の事務費等繰入金は、介護保険運営事業の補正に関連して増額をするものです。  8ページ、9ページをお願いします。  諸収入、雑入の返納金は、9月議会の補正にてご審議いただきました県の監査により介護報酬の算定誤りが確認された町外の施設からの返納金に関連するもので、事業所が当初は2カ年かけて町に返還する予定でしたが、今年度中に全額返還することに伴い、改めて増額をするものです。  10ページ、11ページをお願いします。  歳出です。総務費、総務管理費です。一般管理費、介護保険運営事業の介護報酬システム改修負担金の増は、特定個人情報データ標準レイアウト改版に伴い、システムを改修するものです。  保険給付費、サービス等諸費です。介護サービス等諸費、介護サービス等諸費給付事業の居宅介護サービスの給付費の減は、要介護1から5までの方を対象とした居宅サービスで、訪問介護、訪問看護、特定施設入居者生活介護の利用者数が当初見込んでいた人数より減となるためのものです。地域密着型介護サービス給付費の減は、要介護1から5までの方を対象としたサービスで、地域密着型通所介護、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護、及び認知症対応型共同生活介護の利用者数が当初見込んでいた人数よりも減となるためのものです。施設介護サービス給付費の減は、介護老人福祉施設や介護老人保健施設等の入所サービス費で、利用者数が年度当初より減少傾向となっているためのものです。居宅介護サービス計画費は、利用者数が年度当初より増加傾向にあるためのものです。  介護予防サービス等諸費については、財源振替によるものです。  高額介護サービス費です。高額介護サービス費、高額介護サービス費支給事業の高額介護サービス費は、対象者数の増によるものです。  特定入所者介護サービス費です。特定入所者介護サービス費、特定入所者介護サービス費給付事業の特定入所者介護サービス費は低所得者の要介護1から5までの方を対象とした食費、居住費等の軽減サービスで、利用日数の増に伴うものです。  特定入所者介護サービス費は、低所得者の要支援1、2の方を対象とした軽減サービスで、利用日数の増に伴うものです。  12ページ、13ページをお願いします。  地域支援事業費、介護予防・生活支援サービス事業費です。介護予防・生活支援サービス事業費、訪問・通所・生活支援サービス事業の介護予防訪問型サービス費は、要支援1、2の方を対象とした訪問型サービスで、件数等の増に伴うものです。介護予防通所型サービス費は、要支援1、2の方を対象とした通所型サービスで、訪問型サービスと同様に件数等の増に伴うものです。  介護予防ケアマネジメント事業費、介護予防ケアマネジメント事業の介護予防サービス計画費についても、件数等の増に伴うものです。  高額介護予防サービス費から包括的支援事業費までについては、財源振替に伴うものです。  その他諸費です。審査支払手数料、審査支払事務事業の審査支払手数料は件数等の増によるものです。  基金積立金です。介護給付費準備基金積立金、介護給付費準備基金積立事業の介護給付費準備基金積立金の増は、返納金の一部と保険者機能強化推進交付金を充当したことに伴い、余剰となった保険料分を積み立てるものです。  以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 210: ◯議長【野地洋正君】 これより質疑に入ります。 211: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 212: ◯9番【渡辺訓任君】 1つ、教えてください。  11ページ、介護サービス等給付事業のほうは利用者も減るということで、大幅に減額となっていますが、一方では13ページの訪問・通所・生活支援サービス事業については、この利用が増えていると。これを通して見たときには、どういうふうな状況が今起きているか、その背景についてお聞かせを願えればと思います。 213: ◯議長【野地洋正君】 高齢介護課長。 214: ◯高齢介護課長【中舘恵利子君】 まず、居宅サービス等給付事業の減と、それから介護予防のほうの増につきましては、高齢者の人口がもちろん増えておりますけれども、それに伴いまして認定者数も増えておりますが、その内訳として、介護認定の認定者数よりも要支援のほうが増えておりまして、これは二宮の特徴でもあるのですけれども、要支援1とか2の認定者が多いというのが特徴です。ですので、要支援1、2の方が利用される訪問・通所・生活支援型のサービス事業が増えているような状況です。 215: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 216: ◯9番【渡辺訓任君】 そうしますと、介護保険の利用者そのものは増えていると。その結果、計画費のほうですね、介護予防も介護サービスも計画のほうは伸びているということで、その結果としては、要支援にとどまる方が増えているというふうに考えればいいんですか。 217: ◯議長【野地洋正君】 高齢介護課長。 218: ◯高齢介護課長【中舘恵利子君】 ちょっと前段で、要介護認定も増えているというふうに言ったのですけれども、要支援、要介護認定ですね。高齢者の増に比較すると、認定者数は二宮町の場合はそれほど増えてはいないのですけれども、もちろん人口増に伴う認定者の数も増えています。  計画からみた比較になりますと、計画対比で見ますと、計画よりもすべての介護給付に関しましては下回っているような状況です。ですので、計画値よりも低い推移で来ています。 219: ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員。 220: ◯7番【小笠原陶子君】 私は13ページの介護予防ケアマネジメント事業費が増えているのは、どのぐらいの量を見込んでいて、どのぐらい増えたのかという、件数とかがわかれば、教えてほしいんですけれども。 221: ◯議長【野地洋正君】 高齢介護課長。 222: ◯高齢介護課長【中舘恵利子君】 件数ですけれども、介護予防の訪問型サービス費に関しましては、月平均にしまして12件ぐらいの増になっておりまして、大体80件前後の利用がございます。  それから、通所型サービスに関しましては、こちらのほうが多く、月平均28件ぐらい増えておりまして、大体月平均150件ぐらいの利用となっております。 223: ◯議長【野地洋正君】 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 224: ◯議長【野地洋正君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第12号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 225: ◯議長【野地洋正君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第12号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第12 議案第13号 令和元年度二宮町下水道事業特別会計補正                 予算(第3号) 226: ◯議長【野地洋正君】 日程第12「令和元年度二宮町下水道事業特別会計補正予算(第3号)」町長提出議案第13号を議題といたします。 227: ◯議長【野地洋正君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 228: ◯議長【野地洋正君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 229: ◯町長【村田邦子君】 議案第13号の提案理由を説明いたします。「令和元年度二宮町下水道事業特別会計補正予算(第3号)」ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ260万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9億7,539万9,000円とするものです。  また、第2条において、地方債の補正をあわせてお願いするものです。  内容につきましては都市部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 230: ◯議長【野地洋正君】 都市部長。 231: ◯都市部長【椎野文彦君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第13号の内容について説明いたします。  4ページをお願いします。第2表地方債補正です。  公共下水道事業債は充当財源を変更したことに伴い、限度額を2億20万円から1億8,820万円に減額するものです。  続きまして、8ページ、9ページをお願いします。事項別明細について説明いたします。  歳入です。分担金及び負担金の分担金、下水道事業受益者分担金です。現年賦課分の増です。これは納期前納付による一括納付件数が見込みより多かったことによるものです。負担金、下水道事業受益者負担金です。現年賦課分の増です。受益者分担金同様に、納期前納付による一括納付件数が見込みよりも多かったことと、対象地の面積が広い法人による納付があったことによる増です。  町債の下水道事業債です。公共下水道事業債の減は、公共下水道整備事業の財源変更に伴う減です。  10ページ、11ページをお願いします。  歳出です。総務費の下水道総務費、一般管理費です。下水道運営経費の納期前納付報奨金の増は、歳入で説明をしました受益者分担金並びに受益者負担金の一括納付が見込みより多かったことによるものです。排水設備設置水洗化改造等奨励金の増は、下水道接続に伴った奨励金の対象申請件数が見込みより多かったことによるものです。消費税及び地方消費税の増は、平成30年度事業分の確定申告納付額、及び令和元年度中間申告納付額の増によるものです。  事業費の公共下水道事業費、下水道整備費です。こちらは歳入の分担金及び負担金が増えたことにより、町債を減額する財源の変更を行うものです。  予備費です。予備費の減は、これまでの補正額を当初の予算額に戻して精算するものです。  12ページ、13ページをお願いします。地方債の調書です。  表の一番下の合計欄をごらんください。当該年度中起債見込額を1,200万円減額し、補正後の額の合計を2億8,860万円とするものです。これにより当該年度末現在高見込額については、補正前の54億7,758万7,000円から、補正後の額を54億6,558万7,000円とするものです。  以上です。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 232: ◯議長【野地洋正君】 これより質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 233: ◯議長【野地洋正君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 234: ◯議長【野地洋正君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第13号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 235: ◯議長【野地洋正君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第13号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第13 議案第14号 令和2年度二宮町一般会計予算    日程第14 議案第15号 令和2年度二宮町国民健康保険特別会計予                 算    日程第15 議案第16号 令和2年度二宮町後期高齢者医療特別会計                 予算    日程第16 議案第17号 令和2年度二宮町介護保険特別会計予算    日程第17 議案第18号 令和2年度二宮町下水道事業特別会計予算 236: ◯議長【野地洋正君】 お諮りいたします。日程第13「令和2年度二宮町一般会計予算」町長提出議案弟14号、日程第14「令和2年度二宮町国民健康保険特別会計予算」町長提出議案第15号、日程第15「令和2年度二宮町後期高齢者医療特別会計予算」町長提出議案第16号、日程第16「令和2年度二宮町介護保険特別会計予算」町長提出議案第17号、日程第17「令和2年度二宮町下水道事業特別会計予算」町長提出議案第18号を一括議題としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 237: ◯議長【野地洋正君】 ご異議なしと認めます。よって、一括議題といたします。 238: ◯議長【野地洋正君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 239: ◯議長【野地洋正君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 240: ◯町長【村田邦子君】 それでは、5件の一括提案をさせていただきます。  議案第14号「令和2年度二宮町一般会計予算」の提案を申し上げます。  一般会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ79億8,500万円で、前年度から3.4%の減となっております。  議案第15号「令和2年度二宮町国民健康保険特別会計予算」の提案を申し上げます。  国民健康保険特別会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ31億7,266万2,000円で、前年度から3.3%の減となっております。  議案第16号「令和2年度二宮町後期高齢者医療特別会計予算」の提案を申し上げます。  後期高齢者医療特別会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ9億8,694万4,000円で、前年度から9.5%の増となっております。  議案第17号「令和2年度二宮町介護保険特別会計予算」の提案を申し上げます。
     介護保険特別会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ26億616万1,000円で、前年度から0.4%の減となっております。  議案第18号「令和2年度二宮町下水道事業特別会計予算」の提案を申し上げます。  下水道事業特別会計予算につきましては、歳入歳出それぞれ9億1,562万6,000円で、前年度から5.8%の減となっております。  以上、よろしくご審議をお願い申し上げます。    ──────────────────────────────── 241: ◯議長【野地洋正君】 本日はこれにて散会といたします。次回の本会議は2月27日木曜日、午前9時30分より開催いたしますので、よろしくお願いいたします。お疲れさまでした。                           午後1時57分 散会 発言が指定されていません。 © Ninomiya Town Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...